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施工管理はやめとけと言われるのはなぜ?4つの理由と仕事の魅力

この記事をご覧のあなたは「施工管理はやめとけ」という言葉を耳にしたことがあるのかもしれません。そう聞いて、漠然とした不安がある方がいらっしゃるかと思います。

しかし、そもそもなぜ「やめとけ」と言われるのでしょうか?この記事では施工管理がやめとけと言われる理由や、その実態について詳しく説明していきます。

施工管理がやめとけと言われる4つの理由

施工管理として働きたいと思っている人のなかには、施工管理はやめておいたほうがいいといった意見を聞いて、自分に向いているのか不安に思うことがある方がいらっしゃるかもしれません。そこで、なぜ「やめとけ」といわれるのかについて解説していきます。

①休みが少なく、労働時間が長いから

建設業界のなかでも特に施工管理技士は厚生労働省のデータを見ても、労働時間が長く、残業も多く、休日出勤が多発します。短い期間の工事を受注した場合や特定の時期に業務が集中することでより忙しさは増します。

これに加えて古くから伝統ある業界ですので、業界体質も古く、残業や休日出勤が当たり前といった風潮が少しは改善されたものの、今でもまだまだ残っています。そうした業界のなかでも特に施工管理は、現場での作業が終わっても事務所での書類の手続きなどがあるので、現場で働く職人よりもさらに長い時間、労働する必要があることが長時間労働の原因となっています。

②危険な仕事があるから

施工管理は、現場で監督作業を行なうので危険を伴う仕事です。施工管理技士の仕事内容には安全管理というものがあります。

これは現場での作業が安全に行なわれるよう作業員などに指示を出すことが必要になるということです。工事の間は基本的に現場にいる必要があるので、当然ながら危険を伴う場面も多々あります。

建設業界で働く以上、危険は避けられないもので、やはり事務職などと比べれば危険なのでやめておいたほうがいいと言われる理由の一つになってきます。

③体力仕事が多く、業務量がそもそも多いから

建設業界はどうしても体力仕事が中心になります。施工管理技士はあくまで作業ではなく管理が仕事なのですが、時には現場の職人の手伝いで荷物を持つ程度のことはする必要があります。

また現場での仕事が中心なのは作業員と変わらないので、暑い日も寒い日も、時には雨でも現場で立って仕事をする必要があります。またそのような外での作業が終わっても、書類の作成やその他の事務作業などを行なう必要があるため、業務量としては作業員よりも多いことが多々あります。

朝早くから職人たちとともに外で仕事を行ない、夜は遅くまで一人で事務所に残って事務作業を行なうのが施工管理技士の仕事になります。

④人間関係が面倒くさいから

施工管理技士は職人よりもコミュニケーションを取る機会が多くなる仕事です。施工管理では現場の状況を的確に把握し、それぞれの職人に指示を出すというのが主な仕事の一つになります。

そのため、一日のなかで何度も職人とコミュニケーションをとる必要があります。現場の作業を進める上で中心になるのはベテランの職人だと思いますが、そういった職人は気難しい場合があり、なかなかうまくコミュニケーションが取れないということが少なくありません。

さらに工期が迫ってくると、少し無理なお願いをしてでも工事を終わらせる必要が出てくる場合もあります。そのようななかでもスムーズに工事を進める必要があるので人間関係に面倒くささを感じる方が多くなります。

施工管理の魅力

上では施工管理の大変さについて書いてきましたが、そのぶん魅力のある職業でもあるので、ご紹介していきます。

高年収を目指せる

建設業界はもともと収入が高いですが、施工管理はさらに高収入を目指すことができます。

主な理由は労働時間が長いことと資格が必要な仕事であるということです。労働時間が長ければそのぶん残業代も増えるので、給料も多くなるのは容易に想像ができるかと思われます。

さらに施工管理技士になるには資格が必要であり、大規模な工事になると上位の資格が必要となる場合があります。そのため、報酬の多い大規模な工事を多く行なう会社は多くの資格取得者が必要になり、需要はかなり高いです。

しかしながら建設業界は人気が少ないので、資格保持者も少なくなっています。そのため、資格保持者に対して手当を出す企業も増えており、高収入が目指せます。

スキルを身につければ、仕事に困ることはない

施工管理はスキルがあるほど企業からの評価は高くなり、転職がしやすくなります。そもそも資格が必要な業種ですので、人材が常に不足しています。

そのため多くの企業は即戦力となるような施工管理技士を多く必要としています。たとえ50代であっても資格を持っていて過去に大きな工事の施工管理の経験があったり、さまざまな現場を経験していれば転職が容易にできるような業種です。

実際に多くの企業では資格、経験があることを条件に50代までは採用しており、なかには60代でも採用する会社があるというのは事実です。このようなことからもスキルがあれば仕事には困らないと言えます。

キャリアアップの幅が大きい

施工管理は着実にスキルを身につけて、資格も取得することで確実にキャリアアップが見込める仕事です。建設業界は人手が足りていないので、若い方であれば未経験で資格がないという状態でも育成する前提で採用してもらえます。

現場での施工管理経験を重ねていき、まずは2級の施工管理技士の資格取得を目指しましょう。施工管理技士は一定の人数が現場にいなければならないと定められており、資格保持者は高齢化で減少してきているので、資格があれば年収が100万円ほど変わってくる場合もあります。

また長年、施工管理を経験している方であれば、転職市場でもかなり有利になるので、さらに高年収、好待遇の会社も狙えます。このように未経験からでも成長していけるのは、職人とは違う施工管理ならではの良さだと言えるでしょう。

社会貢献度が高い

建設業界自体、社会への貢献度が非常に高い業界であると言えます。私たちが住んでいる家や学校などの公共施設、鉄道やトンネル、道路などはすべて、建設会社によって建設されています。

住居や商業施設以外の建築物はほとんどすべて公共事業によって造られたものであり、どれも生活には欠かせないものとなっています。施工管理はそうした工事の管理を行なう仕事であり、責任も大きい仕事です。

そのぶん工事への貢献度は高いと言えるので、社会貢献をしているという大きな実感が得られることでしょう。

施工管理の将来性

建設業界はあまり人気のない業界です。業界も古く、きついイメージがあるということが原因として挙げられますが、実際には将来性がある仕事になっています。ここではその将来性という観点で紹介していきます。

今後の建設需要と人材不足による希少価値向上

高度経済成長期には大量のマンションなどの建設が進み、同時にインフラの建設なども急速に行なわれていました。そのため近年ではそういった設備の維持管理や補修、改築などにより、建設業界の需要は堅調だといえます。

そうした高い需要のなか、建設業界でも高齢化が急速に進み、業界全体の30代以下の労働者は30パーセントを下回っています。そのなかでも施工管理はかなりの人手不足であり、施工管理技士の資格取得者は1級・2級ともに年々減少していく傾向にあります。

そのため施工管理を行なう若い人材というのはかなり希少な存在であり、多くの企業が欲しがる人材であると言えます。

DX推進により業務効率

DXとはデジタルトランスフォーメーションと言い、今までアナログでやってきた作業などをデジタル化していくという意味があります。デジタル化することで今までの作業がより効率的になり、働く人たちの負担を減らすことにつながっています。

建設業界にもDXの流れが来ており、施工管理では、複数の現場が同時に管理できるような施工管理システムが生まれるなど、昔に比べるとはるかに業務が行ないやすくなっています。なかでも有名なのはBIMの活用で、3次元の図面を利用して設計、施工、維持管理において一括して管理することができ、施主、設計、ゼネコンなど関わる人すべてと共有しながら工事を管理することができるので、業務の効率化が期待できます。

働き方改革が積極的に行なわれている

建設業界は生活に欠かせない業界であるため、歴史ある中小企業も多く、業界自体の体質が古いというのが以前から言われています。なぜなら現場で短い工期に追われることが多く、残業や休日出勤をしなければ完成しないことや、工事の期間に業務が集中するなどといった業界特有の事情があるからです。

さらにシステム上の問題で、36協定で定める時間外労働の上限の基準が適用外だったため、月の時間外労働が150時間を超えるような企業も少なくありませんでした。そのためかなりブラックな業界ではありましたが、上述のDX推進や、2024年度からの時間外労働の上限規制によってこれらの問題は解消される見込みです。

そのため建設業界がブラックであるという時代は終わりを迎えることになりそうです。

施工管理に向いている人の特徴3選

施工管理に興味があるけど向いているかどうか不安だという方に向けて、ここではどのような人が施工管理に向いているか、簡単に紹介していきます。

コミュニケーション能力が高い

やめとけと言われる理由にもありましたが、施工管理は職人とのコミュニケーションが必須です。そのため面倒くさいと感じる人がいる一方で、コミュニケーションを取るのが得意な方や好きな方であれば、現場管理で一番重要なコミュニケーションが難なくできるので向いていると言えます。

リスク管理など細かくできる

施工管理は安全管理、工程管理、原価管理、品質管理の4つの管理をする仕事です。この4つの管理はどれが欠けてもいけません。

たとえば工程管理ばかり気にして工期に間に合うような無理な日程で作業をして、品質の管理をおろそかにした、などということがあれば、施主や元請けなどの信頼を失ってしまうことになります。このようにさまざまなことに細かく気を配りながら日々の業務をこなしていく必要があるので、リスク管理が細かくできて、目的に合ったタスクやスモールゴールを設定できるような方は施工管理に向いていると言えます。

臨機応変に動ける

施工管理をする上で、想定していたより作業が進まないということや、事故など思わぬアクシデントが起こるのが現場での作業になります。施工管理では4つの管理業務を行ないながら、しっかりと納期までに工事を完成させることが必要になります。

そのため、こうしたアクシデントの際、臨機応変に対処することができなければやはり工事が遅れてしまい、信頼を失うことにもつながりかねません。仮に大きなプロジェクトの一部の工事であった場合、自分の工事が遅れることで次の工事に取りかかることができなくなり、プロジェクト全体が遅れてしまうことになります。

そのため施工管理ではアクシデントなどに臨機応変に対応できる能力が必要不可欠です。

施工管理として働く人の体験談

最後に、実際に施工管理として働いている方の声を紹介します。

渡辺さんの声

私自身、施工管理技士として働いてますが、きついと感じることは多々ありますね。時々、納期ギリギリになってしまうことがあり、どうしても残業や休日に現場に行く必要がある場合もあります。

また責任も大きい仕事なので毎日、色々なことに気を遣って仕事に取り組んでいます。大変なことも多いですが、みんなでひとつになって工事を完成させられた時はとてもやりがいを感じますし、施工管理の仕事をやってよかったなと思います。。

木島さんの声

私は20代の頃、未経験の状態から施工管理の仕事を始めました。最初は右も左もわからない状態で、気難しい職人さんとコミュニケーションを取って仕事をすることが難しく、先輩から厳しいことを言われることもありました。

そのようななか、でもやはり社会のために働いているという実感がある仕事なので、何とかここまで続けてこれました。今までさまざまな現場をこなしてきたことで経験が身についたので、今は1級の資格取得を目指しています。さらに高収入を目指すため、今後はもっとキャリアアップしていきたいと考えています。。

まとめ

この記事では施工管理の仕事はやめとけと言われる理由について解説しました。施工管理はきついといわれる建設業界の仕事のなかでも、現場の管理を行なう仕事になるので責任も重く、なかなかきつい部分もある仕事です。そのため、多くの人が辞めておいたほうがいいというのも無理はありません。

しかし建設業界の人手不足はこれから進んでいくので、施工管理の仕事は貴重な存在となり、今後高収入や好待遇が予想されるような職業でもあります。この記事を読んだ上で、自分が施工管理の仕事に向いている、または施工管理の仕事がぜひやってみたいという方はぜひ施工管理として働くことを視野に入れてみてください。向いている方にとっては収入もよく、魅力ややりがいもたっぷりと詰まった職業になるのでぜひ選択肢に入れてみてください。

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