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施工管理技士の転職事情
外資系ゼネコンへの転職とは?

ゼネコンへの転職は未経験でもできる?難易度や必要な資格、向いている人の特徴やメリット・デメリットとは?

仕事探し 転職

建設業界で働くうえでキャリアアップを目指す人は、どこで働くかが重要です。

施工管理などの技術者がスキルアップとして目指す働き先には、ゼネコンが挙げられます。

ゼネコンは英語で「General Contractor」と言い、総合建設業者を指します。

総合建設業者としてマンションやビルはもちろん、テーマパークや大型施設など大小さまざまな工事を一括して請け負う会社です。

設計や施工、保守管理まで建設に関する全ての工程を担当するため、ゼネコンで働く人材は建設業界における幅広い知識や経験が必要。

仕事の難易度が高いからこそ、ゼネコンで働く人の給与は建設業の中でも高いといわれています。

今回は、ゼネコンに転職したい人に向けてゼネコンでの働き方や向いている人の特徴、転職するための方法を紹介します。

この記事の監修者
agent-hagi2
萩 祐太キャリアコンサルタント
業界最大手の保険会社での経験と「2級ファイナンシャルプランニング技能士」の知識から金融面のアドバイスも含めたキャリアサポートが可能。職人や施工管理、建設コンサルタントなどのマッチング実績を多く保有している。

ゼネコンとは?日本の大手ゼネコンと外資系ゼネコンの働き方の違いを解説

ここからはゼネコンの特徴や、日本の大手ゼネコンと外資系ゼネコンの働き方を紹介します。

ゼネコンに転職したい人は、どんな働き方がしたいのか、どんな職種を目指したいかを明確にしておきましょう。

  • 日本の大手ゼネコンの働き方について
  • 外資系ゼネコンの働き方について

それぞれ詳しく説明します。

日本の大手ゼネコンの働き方について

日本の大手ゼネコンの働き方は、工事を一括で担当する働き方です。

ひとつの会社で大型建築物の設計から施工、保守管理まで担当するため、工事の全工程に関する知識が求められます。

たとえばCADオペレーターとして働く人も、CADに関する知識だけでなく設計図の理解や、施工管理の業務に配慮したコミュニケーションができた方が重宝されます。

複数の職種を兼業することもあるため、ゼネコンで働くことがきっかけでキャリアチェンジに成功する事例も。

対応できる業務の幅が広がるほど、収入を上げられる、資格手当を増やせるなどのメリットもあります。

大手ゼネコンは働き方改革に積極的で福利厚生が充実していることも多いため、難易度の高い仕事に挑戦したい、ワークライフバランスの整った会社で働きたい人に向いているでしょう。

外資系ゼネコンの働き方について

日本国内にも、多くはありませんが外資系ゼネコンは存在します。

外資系ゼネコンの多くは、独自の優れた技術を武器に、大規模建造物の建築に携わっています。

日本支社や事業所を持つとはいえ、日本独特の業界構造や経営手法が異なるため、従来の日本国内建設業界にある慣習やルール、スタイルとは違う働き方をしたいという方には有用な選択肢でしょう。

基本的にほとんどの部署において、英語が必須になるわけではないので、外資系ゼネコンへの転職前に、語学に対する知識や自信がなくとも問題ありません。

総合職の場合は、年俸制もしくは業績に応じてボーナスの額が大きく変わるというシステムを持っている会社もあるので、給与面においては条件を事前にしっかりと確認することが必要です。

努力、成果次第では、短期間での高収入を狙えますし、活躍の場を日本国内だけでなく世界中に広げていくことも可能です。

より自分の能力を伸ばし、経験を積みたいと考える方には、やりがいのある環境といえるでしょう。

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日本の大手ゼネコンで活躍できる人の特徴とは?

日本の大手ゼネコンで活躍するには、下記のような特徴があります。

  • コミュニケーション力やマネジメント力がある人
  • 技術に関する深い知識がある人
  • 常に学び続ける姿勢がある人

日本の大手ゼネコンで求められるスキルは、建設業界における深い知識や経験値です。

日本国内の建設業界の特徴は、多重下請け構造です。多重下請け構造とは、スーパーゼネコンが全ての工事を一挙に請け負い、各種工事の専門業者に仕事を割り振る方法で、割り振られたことによって業務が細分化されます。

対して、海外の建設業界(特にアメリカ等)では、発注者が設計と施工を分けて仕事を割り振っていき、受注した施工会社は工事に幅広く関与する方法がとられています。

日本のゼネコンで活躍するには、専門知識を深めていくことが重要。

専門知識を深めるだけでなく、人を適切に動かし定められた工期までにプロジェクトを終えられるマネジメント力があれば、より重宝される人材になるでしょう。

外資系ゼネコンで活躍できる人の特徴とは?

外資系ゼネコンへ転職して、活躍できる施工管理技士はどういった特徴があるのでしょうか。

ここからは、外資系ゼネコンで活躍する方の特徴を下記にまとめました。

  • 評価基準が異なるため働き方の変化に柔軟な人
  • 技術に関して、深く狭くではなく浅く広くの人
  • 日本の常識にとらわれない人
  • 自分を積極的にアピールできる人

外資系ゼネコンには、日本の企業と異なり評価基準が明確で業績賞与幅が大きいという特徴があります。

外資系ゼネコンは営業職だけでなく技術職にもKPI設定が設けられており、インセンティブ制度を用意した上で、業績賞与を多く支給する企業が多い傾向にあります。

さらに、外資系企業では投資家が経営権を握っていることが多いため、短期間で成果を求められる傾向です。

つまり外資系ゼネコンで活躍するには、積極的に自分の意見を積極的に発言し、成果につなげることが重要ということ。

外資系企業の特徴を理解したうえで自分の価値をアピールできる人は、外資系ゼネコンで成長できるでしょう。

外資系ゼネコンについてより詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

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日本の大手ゼネコンで働くメリット

日本の大手ゼネコンで働くメリットは以下のとおり。

  • 仕事に安定性がある
  • 大小さまざまな工事に関われる
  • キャリアアップできる
  • 社会貢献を実感できる

日本の大手ゼネコンは国や地方自治体からの依頼を受けたインフラ整備から、高層マンションやショッピングモールなどの大型施設の建設まで、さまざまな工事を請け負います。

大型のプロジェクトであれば、数年以上かかるものもあり、長期的な仕事の安定を狙う人には向いているでしょう。

工事の種類が豊富なため、工事ごとの経験値を積むことも可能。多種多様な工事の経験があれば、実務経験として大きな強みになるだけでなく、キャリアアップや転職にも役立ちます。

自分が作った建物が後世まで残るため、社会貢献を実感したい人にはメリットになるでしょう。

日本の大手ゼネコンで働くデメリット

日本の大手ゼネコンで働くデメリットは以下のとおり。

  • 長時間労働になる場合がある
  • 施工管理などの技術者は常に人手不足が深刻
  • 単身赴任になる可能性がある

建設業界全体で、施工管理技士などの技術者の数が不足しています。

ゼネコンにも同じことがいえるため、施工管理技士は多忙で長時間労働を強いられる可能性も。

また、大手ゼネコンは日本全国、世界各地の建設現場を担当することもあります。

場合によっては単身赴任として海外に数年間行かなければいけない状況になる可能性もあるため、働く場所を固定したい人にはデメリットになるでしょう。

外資系ゼネコンで働くメリット

外資系ゼネコンで働くメリットは以下のとおり。

  • 資格が必須ではないケースが多い
  • 実力が評価されやすい
  • 仕事と休日のオンオフがはっきりしている
  • キャリアアップにもチャレンジしやすい

日本の大手ゼネコンで働く人にとって、資格取得は必須といわれることが多いですが、外資系ゼネコンの転職には資格が必須ではないケースが多いです。

外資系ゼネコンの場合、資格よりも経験重視の傾向があるため、無資格者でも挑戦しやすいことは大きなメリットでしょう。

もちろん、資格があればそれだけ転職が有利に動く可能性があります。年収や福利厚生などの条件面で強気の交渉をするには、資格を保有しておくと良いでしょう。

また、実力主義が外資系企業の特徴のひとつ。

外資系企業は、能力が高ければ年齢や性別に関わりなくきちんと評価されます。

日本の建設技術は世界でもトップクラスのため充分に評価されるでしょう。

他にも、外資系企業は仕事と休日のオンオフをしっかり分けられる、キャリアアップを目指しやすいなどのメリットもあります。

ワークライフバランスを大切に思っている人や、将来に向けてどんどんキャリアアップしたい人は外資系ゼネコンが向いているといえるでしょう。

日本の建設業界で働く施工管理技士は休みがないのが当たり前と言われるほどですので、ワークライフバランスを大切に思っている方にとっては、仕事と休日のオンオフがはっきりしている外資系ゼネコンは働きやすいでしょう。

④キャリアアップにもチャレンジしやすい

外資系企業では、日本企業のように年功序列を重視しません。実力のある人間は年齢、性別、国籍に関係なく、どんどん出世していくことができるのが外資系企業だといえます。

同じ会社内でキャリアアップをする人もいますが、スキルや技術など専門性に自信がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

外資系ゼネコンで働くデメリット

一方で、外資系ゼネコンで働くデメリットは以下のとおりです。

  • 雇用環境が不安定
  • 福利厚生が必要最低限しかない

実力主義である点から、ひとつの会社で長く働くというイメージが少ないのが外資系企業の特徴です。

外資系企業では、社員が5年から10年で転職をすることを前提にしているため、住宅手当や退職金制度などの長期で働くことが前提の福利厚生を設けている企業は少ないです。

そのかわりに給与が高いというメリットがありますが、長期雇用を希望する安定志向の人にとってはデメリットです。

実力がある人はどんどん成長できる反面、成長速度が遅い人にとっては福利厚生が充実していない、将来が不安などのデメリットに感じるかもしれません。

同じ企業や職場仲間と共に長く勤めたい・安定志向という人は、日本の大手ゼネコンでの働き方が向いているといえるでしょう。

ゼネコンのワークライフバランスは充実している?

 

ワークライフバランスとは、その名の通り、仕事と生活のバランス・両立のこと。

外資系ゼネコンはワークライフバランスが重視されているといえるでしょう。

なぜなら、外資系ゼネコンは当たり前のように有給休暇を取得して休むことが可能で、始業と終業時間を臨機応変に対応できるから。

日本企業のように、周囲のことを考え残業したり、有給取得を躊躇したりして家族やプライベートが犠牲になってしまうということはないでしょう。

ただ、外資系ゼネコンでは成果主義の企業が多く、個人のスキルに依存する業務が多くなります。

就業時間中は無駄のないパフォーマンスが求められ、常に成長が必要です。

仕事が終わらないので残業するという考えは、外資系企業ではマイナスに捉えられてしまうため、仕事の量、時間を管理し、効率的に業務をこなすスキルが必要です。

日本の大手ゼネコンのワークライフバランスは、徐々に向上しているといえるでしょう。

2024年には建設業界全体に働き方改革が適用されるため、大手ゼネコンはDX化や業務効率化、残業時間の短縮などさまざまな対策をとっています。

日本ワークライフバランスの充実度は、スーパーゼネコンや準大手ゼネコンなど規模の大きな会社の方が進んでいる傾向が。

日本のゼネコンに転職したい人で、ワークライフバランスを重視する人は、スーパーゼネコンや準大手ゼネコンを目指しましょう。

ゼネコンの転職は未経験でもできるの?

ゼネコンへの転職は、未経験でも可能です。

ただ、転職を成功させるには、即戦力になる資格や適性を証明する必要があるでしょう。

未経験で転職する場合は、ゼネコンで働きたい職種に関する資格を事前に取得したり、アルバイトなどで事前に就業経験をつけておくこともおすすめです。

該当する職種で強みとなる特徴をアピールするのも良いでしょう。

たとえば、未経験からゼネコンの施工管理を目指す場合、前職のマネジメント能力やリーダーシップをアピールすることも効果的です。

未経験でもアピールの仕方によっては大きな強みになることを理解して、対策をしておきましょう。

ゼネコンへ転職する方法

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ここからは、ゼネコンに転職するための方法を紹介します。

外資系ゼネコン、日本の大手ゼネコンのどちらに転職したい人にとっても、転職に関する情報収集や、専門家のサポートは必須といえるでしょう。

転職をスムーズに進めたい人や、条件の良い会社に転職したい人は、ここで紹介する方法を参考に転職活動を進めてみてください。

  • 企業研究や自己分析を徹底する
  • 外資系企業特化の転職エージェントに相談する
  • 建設業界特化の転職エージェントに相談する

それぞれ詳しく紹介します。

企業研究や自己分析を徹底する

外資系ゼネコン、日本の大手ゼネコンを問わず、ゼネコンへの転職を成功させたい人は、企業研究や自己分析を徹底しましょう。

転職を成功させるには、自己分析の精度が鍵になります。

自分のスキルの棚卸しや仕事に関する価値観の理解、将来どんな仕事をしたいかを言語化できれば、自分が探すべき会社を明確にできます。

目的が明確になった後にすべきなのは情報収集です。

日本の大手ゼネコンであれば、スーパーゼネコンから準大手ゼネコン、中堅ゼネコンまで種類が幅広く、会社によってどのような工事を請け負っているかなど特徴に違いがあります。

会社の方向性や福利厚生、給与など自分の条件に合った会社を見つけて応募した方が、入社後のギャップを防げるでしょう。

外資系ゼネコンは、日本にあるゼネコンの中でも少数派です。

情報が多くない分、事前にできるだけ多くの情報を集めて、会社の制度や働き方を知っておくことが重要です。

自己分析と情報収集を徹底して、自分の転職に活かしてください。

外資系企業特化の転職エージェントに相談する

外資系企業の情報を多く保有しているのは、やはり外資系企業に特化をした転職エージェントです。

外資系企業に特化したエージェントは、外資系企業ならではの転職の特徴や成功事例に関する知識が豊富です。

転職を成功させるには、成功事例を知っているプロに任せるのが近道になるはず。

外資系ゼネコンの転職を狙う人は、日本の企業を紹介する転職エージェントの他に外資系企業に特化した転職エージェントに相談するようにしましょう。

建設業界特化の転職エージェントに相談する

ゼネコンに転職したい方は、建設業界に特化した転職エージェントに相談することもおすすめです。

なぜなら、ゼネコンは建設業界の会社のひとつであり、建設業界特有の採用の特徴や成功させるためのコツがあるかもしれないから。

建設業界を知り尽くした転職エージェントを利用すれば、転職について自分ひとりではわからなかったことを質問できるのはもちろん、ゼネコンの求人情報を多数紹介してもらうことも可能です。

また転職エージェントを利用すれば、履歴書のチェックや面接対策、面接の日程調整や年収交渉も行ってくれます。

建設業界特有の転職の不安を相談したり、検討している会社の雰囲気や細かな制度まで教えてくれるため、転職をスムーズに進められるでしょう。

まとめ

今回は、ゼネコンの転職に関して外資系ゼネコンや日本の大手ゼネコンの働き方のちがいや向いている人の特徴、それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。

外資系ゼネコンは、経営の決定権を海外の企業や投資家が握っていることが多いため、日本企業の常識が通用しない会社も多いです。そのため外資系企業の転職には、積極的に自己アピールやキャリアを伝えられるコミュニケーションスキルや経験が必要です。

一方で、日本の大手ゼネコンは深い知識と実務経験が求められます。充実した福利厚生やキャリアアップを狙いたい人は、日本のスーパーゼネコンへの転職を狙いましょう。

ゼネコンへの転職を目指す人は、自己分析や企業研究を徹底し、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。

未経験からゼネコンの転職を目指す人は、建設業界に特化した転職エージェント「ビーバーズ」がおすすめです。ビーバーズは外資系も日系も網羅したグローバルな人材サービスを展開しており、転職のよくある悩みに寄り添いつつその人にあった転職先を紹介します。

本記事を参考に、ゼネコンへの転職を進めてみてください。

この記事の監修者
agent-hagi2
萩 祐太キャリアコンサルタント
業界最大手の保険会社での経験と「2級ファイナンシャルプランニング技能士」の知識から金融面のアドバイスも含めたキャリアサポートが可能。職人や施工管理、建設コンサルタントなどのマッチング実績を多く保有している。

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