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【施工管理の未経験者必見】 未経験から施工管理技士になるには?

施工管理は未経験でもなれる!30代・40代でも転職に成功するコツや求人の探し方を紹介

施工管理 仕事探し 転職 施工管理

施工管理技士の仕事に興味があるけど、資格や未経験がないことから、施工管理技士へ転職できないと諦めている方も多いのではないでしょうか。

しかし、施工管理は無資格・未経験でも働くことが可能で、年齢に関する制限もありません。なぜなら、施工管理技士は慢性的に不足しているためです。

建設や建築業界で、施工管理技士は必要不可欠な存在であるため、未経験でも施工管理技士への就職が狙える状況です。

ただし、無資格・未経験で施工管理技士という専門職に転職する場合は、いくつかの対策をしておく必要があります。

そこで今回は、無資格・未経験から施工管理技士への転職を目指す全ての世代の人に向けて、施工管理の仕事の探し方や転職までのステップ、必要な準備について徹底解説します。

施工管理に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者
agent-yamakita
山北 格也キャリアコンサルタント
大学卒業後、大手人材紹介会社へ入社。ヘッドハンティングに携わり、同期1位など顕著な営業成績を残した後に株式会社ビーバーズへ入社。これまで建設業界を中心に、1000名以上の転職を支援した実績を持つ。
目次

施工管理とは?未経験可能な業務の内容を解説

architect, plan, construction

結論として、施工管理は未経験でも就業可能です。なぜなら、施工管理の仕事は建築技術職の中でも職人技よりも、現場管理能力やコミュニケーション力などが必要なため、他業種でも培われる知識があれば対応できる業務が多いからです。

施工管理の業務は、主に以下の4つに分かれます。

  • 安全管理
  • 工程管理
  • 品質管理
  • 原価管理

これらの業務のうち、施工管理技士などの資格が必要となるものは、安全管理などで現場監督として作業員を指示する場合がほとんどです。

一方、原価管理や工程管理においては、他の業種で予算管理やマネジメントなどの経験があれば、ある程度建築業界の知識を学ぶことで対応できるでしょう。

このように、施工管理では、未経験でも努力次第ですぐに対応できる業務が多いのが特徴です。そのため、施工管理の仕事は、未経験の方でも取り組めるケースが多いといえるでしょう。

施工管理の1日の様子を知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

施工管理の仕事内容を分かりやすく解説|1日の流れや向いている人の特徴、やりがいやきついポイントなど大公開

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未経験でも施工管理になれる3つの理由|施工管理の現状や未経験で働く環境も解説

ここからは、施工管理の仕事が未経験でも挑戦できる理由について3つ紹介します。

  1. 特殊な資格が無くても始められるから
  2. 施工管理は人材不足だから
  3. 未経験で入ってからも資格取得に向けて勉強する環境があるから

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.特殊な資格が無くても始められるから|施工管理になるために必須の資格は無い

施工管理士になるために必須の資格はありません。

つまり、建築の知識がある程度あれば誰でも施工管理として働くことが可能です。

そのため、会社の中で施工管理が不足している状況であれば事業所内の別の人が施工管理の仕事を兼任するという現状もあるようです。

引用:[53.9%の地方建設業が「施工管理技士の自社採用」に課題 施工管理技士の不足で、「案件の受注体制」など経営課題に直結する悩みも]

この点からも、たとえ未経験から施工管理として働き始めたとしても、技術や経験を積みさえすれば施工管理として活躍することが可能ということが分かります。

施工管理として実力やスキルを磨くために必要な資格として施工管理技士という資格がありますが、未経験から施工管理として働く場合は実務経験が一定の期間必要なため、すぐに取得できません。

そのため、未経験で施工管理になる場合は実務経験を積んでから資格取得に挑戦するという流れが必要です。

特殊な資格無しで施工管理の仕事ができる点は、未経験からでも挑戦しやすいといえるでしょう。

2.施工管理は人材不足だから|若手不足と高齢化が深刻

施工管理は人材不足が懸念されています。

引用:[建設業若年労働者等人材確保アンケート調査結果]

人手不足を感じる職種・年齢層についてのアンケート結果を見ると、20代以下と30代どちらのカテゴリにおいても施工管理の人手不足が挙げられていました。

施工管理は建設業界の人材の中でも特に人手不足が懸念されているということが分かります。

さらに、建設業界全体でも人手不足と若手不足が深刻です。

引用:[建設産業の現状と課題]

国土交通省の調査によると、平成28年時点で建設業における55歳以上の割合が33.9%、29歳以下の割合が11.4%と、高齢化と若手不足が深刻化しています。

人手不足だからこそ、未経験であっても人材を必要としており、経験を積めば建築業界の各所で必要とされる人材になれる可能性があるということです。

3.未経験で入ってからも資格取得に向けて勉強する環境があるから|OJTや資格取得支援が豊富な会社も多い

未経験で施工管理を目指す人に向けて、OJTや資格取得支援の制度が充実している会社があります。

引用:[マイナビ転職]

上記の会社では先輩と現場を回りながら業務内容について学ぶ環境があり、教育制度が充実しています。

学びながら成長でき、資格取得を会社が支援してくれる環境があれば未経験でも不安を持つことなく挑戦ができるでしょう。

施工管理の求人で未経験者を募集している件数はどのくらい?

ここでは、施工管理の求人で未経験者を募集している割合はどのくらいかを分析しました。

複数の求人サイトで、施工管理の求人を「未経験者歓迎」の項目に絞って検索しています。

それぞれの結果は下記のとおりです。

doda 求人ボックス マイナビ転職 エン転職
施工管理の求人数 17,321 419,442 354 129
未経験OKの求人数 1,208 164,086 354 107

※2023年7月27日時点
引用:[doda],[求人ボックス],[マイナビ転職],[エン転職]

結果を見ると、どの求人サイトにも未経験OKの募集は一定数あることが分かります。

未経験OKとの記載がある会社は、人が足りていない、即戦力が欲しい、という目的もありますが、未経験の段階の人材を会社が育てていくという考えを持っていることが多いです。

そのため、会社内の研修制度が整っていたり、資格取得支援を設けていたりと、未経験でも働きやすい環境が整っている可能性が高いでしょう。

しかし、未経験でもいいからすぐに働いている人が欲しい、というブラック企業にありがちな考えで求人を出している企業も一定数いるというリスクもあるため、応募前に企業情報を細かく確認しておきましょう。

施工管理全体の求人と比べ、未経験OKの求人は数が少ないため、複数のサイトを利用して求人を探すのがおすすめです。

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新築メインの建築施工管理求人

月収
750000
勤務地
東京都港区
募集職種
一級建築施工管理技士

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中古マンションのリノベーション

月収
450000
勤務地
神奈川県横浜市
募集職種
住宅マンションの施工管理

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スーパーゼネコンの土木施工管理

月収
580000
勤務地
大阪府大阪市
募集職種
土木施工管理技士

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大手ゼネコンの現場事務

月収
340000
勤務地
関東圏内の各エリア
募集職種
大手ゼネコンの現場事務

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450000
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埼玉県全域
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太陽光発電設置工事

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人月単価
400000
勤務地
福岡県博多市
募集職種
集合住宅のアフターメンテナンス

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人月単価
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勤務地
栃木県栃木市
募集職種
大型物件の解体施工管理

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人月単価
700000
勤務地
大阪府大阪市、愛知県名古屋市、沖縄県
募集職種
住宅の大工

施工管理に向いている人の特徴・スキル

ここからは施工管理に向いている人の特徴・必要なスキルを3つ紹介します。

  • リーダーシップを発揮して人々を動かせる人
  • コミュニケーション能力のある人
  • 臨機応変に対応できる能力のある人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リーダーシップを発揮して人々を動かせる人

施工管理に向いている人は、リーダーシップを発揮して人々を動かせる人です。

なぜなら、施工管理は工事の全体管理の責任者として作業員のスケジュールや工事の日程、資材の発注などを行う立場であるため。

全体を指示する人間が、頼りなければ、人はついてきません。

作業員や職人に的確な指示を出したり、作業工程を細かくチェックして工期内に工事が終わるように管理する力があれば、未経験でも施工管理として活躍できるでしょう。

コミュニケーション能力のある人

施工管理に向いているのは、コミュニケーション能力のある人です。

施工管理は、工事を管理する立場の人間として、業務中にさまざまな人と関わります。

職人や作業員に指示を出す作業はもちろん、取引先と打ち合わせしたり、発注業者と連絡したり、することもあれば、工事前後には近隣住民とやりとりすることも。

さまざまな人と関わる中で、円滑なコミュニケーションを取れる人であれば、施工管理として活躍できるでしょう。

臨機応変に対応できる能力のある人

トラブルが起こっても臨機応変に対応できる人は、施工管理に向いています。

工事を工期内に終わらすことが、施工管理の仕事で特に重要視されること。

しかし、天候不良や資材が届かないなどのトラブル、事故などさまざまな要因によって、工事が遅れるリスクは多数あります。

トラブルが起きた際にも、冷静に状況を判断し、できることから進められるように指示できる能力があれば、施工管理として重宝されるでしょう。

経験値を積むことで、対応能力は身についていきます。

まずはさまざまな現場での仕事に挑戦し、先輩の技術を学んでいきましょう。

未経験から挑戦したい施工管理の5つの魅力・やりがい

ここからは、施工管理として働く人の5つのやりがい・魅力を紹介します。

  • 社会に貢献していると感じれる
  • 自分の仕事が将来に残る
  • 高年収を狙える
  • 転職活動が有利になる
  • ライフステージの変化に対応できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.社会に貢献していると感じれる|自分の作ったものが人々の生活を支えている

施工管理の仕事のメリットは、社会貢献を感じられる点です。

施工管理の仕事の多くは、道路やダムのインフラ整備や、大型の工場や高層ビルの建設です。

道路やダムは、人々の生活を支える重要な役割を果たしています。

また工場や高層ビルは、建設後に人々がその建物を利用し、仕事をしたり住んだりするということ。

自分が作ったものが人々の生活の一部となり、社会を回しているということを実感できる点から、施工管理の仕事にやりがいを感じることができるでしょう。

2.自分の仕事が将来に残る|完成までの様子を目で見て達成感を味わえる

施工管理の仕事は、着手から完成まで、徐々に建物が完成していく様子を見ることができます。

更地だった場所に建物が立って、工事が終わった後は人々が生活している。

自分の仕事の成果が、仕事が終わった後でも目に見える形で残る点は、施工管理の魅力といえます。

3.高年収を狙える|建設業界の中でも平均年収が高い

施工管理は、建設業界の中でも平均年収が高いです。

  施工管理 全ての会社員
平均年収 620.4万円 443万円

引用:[職業情報提供サイトjobtag],[令和3年分民間給与実態統計調査]

施工管理はスキルや経験値を積めば積むほど、難易度の高い、規模の大きな工事の対応ができるため、努力次第では年収1000万円以上を狙うことも可能です。

これは未経験から施工管理に挑戦する人も同じことが言えます。

年収の高い仕事をしたい、自分の将来の年収をあげたいという人には、施工管理の仕事が向いているでしょう。

施工管理の年収について細かく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

施工管理の年収が高い人の特徴や職種別の年収ランキング、給料アップのポイントを紹介

4.転職活動が有利になる|人手が少ない職種はニーズが高い

施工管理の魅力は、転職活動が有利になる点です。

施工管理の人材不足は上で紹介したとおり。

未経験を会社で育てるという選択をするほど、人材が不足しています。

つまり、施工管理としてある程度のスキルや実力がついた状態であれば、転職を目指す場合も売り手市場になるということ。

ひとつの会社に長くとどまり続ければ、スキルを無駄遣いしてしまう可能性もあります。

スキルアップの気持ちを忘れず、転職にチャレンジしやすい点では、メリットと考えられるでしょう。

5.ライフステージの変化に対応できる|資格を取れば一生のスキルになる

施工管理は、施工管理技士の資格を取得すれば、さらに自分の価値が上がります。

施工管理技士の資格は一度取得すれば一生自分のスキルとしてアピールできるため、産休や育休などで仕事を一時中断した後も、復帰しやすい点が魅力です。

資格があることで、別の会社に転職をしやすくなるため、ライフステージの変化にも対応できるでしょう。

女性で施工管理を目指す人は、特にライフステージの変化に敏感になりやすいはず。

施工管理技士の資格を取得して、人生設計をしやすくしましょう。

未経験から施工管理へ転職するための4つのステップ

ここからは、未経験から施工管理へ転職を目指す人が行うべき行動を4つの手順に分けて説明します。

4つの手順は以下のとおり。

  1. 情報収集|未経験、無資格歓迎の施工管理に関する求人情報の把握
  2. 事前準備|面接対策をして万全の態勢で面接に挑む
  3. 経験値の獲得|入社後は研修とOJTで、業務内容に慣れていき実務スキルを高める
  4. 資格取得|実務経験を積み施工管理技士2級の取得を目指す

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.情報収集|未経験、無資格歓迎の施工管理に関する求人情報の把握

まずは情報収集が大切です。

転職を成功させるためには自分の条件にあった企業を探すことが重要で、そのためにはより多くの選択肢を獲得する必要があります。

施工管理の求人を探す場合もハローワークだけでなく、求人サイトや転職エージェントを利用して情報収集の幅を広げましょう。

インターネットで検索する際は「施工管理 未経験」などで未経験の求人を募集している会社を見つけやすいように検索方法を工夫するのもおすすめです。

年齢制限などが気になる場合は、転職エージェントに相談するのもひとつの方法です。

自分で探すよりも、自分の条件や目的に合った施工管理の求人を数多く紹介してもらえる可能性が高まるため、まずは相談してみましょう。

弊社では、数多くの方の転職を成功へ導いております。ベテランの方から未経験者まで幅広い方の転職をアシストします。

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2.事前準備|面接対策をして万全の態勢で面接に挑む

求人を見つけて応募を決めた後は、採用されるための準備を行います。

事前準備とは、応募文の作成や面接対策などです。

未経験から施工管理を目指す場合は、なぜ施工管理をやりたいと思ったかなど、自分の志望動機を固めておくことが重要です。

志望動機や自己PRの方法については後ほど紹介します。内容を参考にしながら自分の言葉で表現できるように練習しておきましょう。

3.経験値の獲得|入社後は研修とOJTで、業務内容に慣れていき実務スキルを高める

採用されたら、施工管理として働き始めます。未経験で働き始める場合は、研修やOJTを通して基礎知識を固めていくことが重要です。

まずは施工管理という仕事について、先輩がどのように仕事を進めているのか質問しながら自分の知識にしていきましょう。

施工管理としての実務スキルが高まれば、一人で現場を受け持つことも出てくるでしょう。できるだけ早く独り立ちできるように、実務スキルを高めていくことが大切です。

4.資格取得|実務経験を積み施工管理技士2級の取得を目指す

施工管理は未経験でもなることができる仕事ですが、資格を取得すれば業務の幅が広がります。

施工管理としてのスキルを磨くには、施工管理技士の資格の取得がおすすめです。

ただ施工管理技士の受験条件には、施工管理技士としての実務経験があるため、試験を受けるためには一定期間、施工管理として働かなければいけません。

施工管理として活躍するために必要な施工管理技士資格とは

ここからは施工管理の資格である施工管理技士について紹介します。

施工管理技士は、施工管理として働く上で有利に働く国家資格です。

施工管理は取り扱う工事の種類によって必要な知識が分かれており、施工管理技士の資格は7つあります。

  1. 建築施工管理技士
  2. 土木施工管理技士
  3. 電気工事施工管理技士
  4. 管工事施工管理技士
  5. 造園施工管理技士
  6. 建設機械施工技士
  7. 電気通信工事施工管理技士

自分が入りたい会社の取り扱う工事や業務内容を確認してみましょう。

例えば、工場や大型施設の工事を取り扱うゼネコンであれば建築施工管理技士や電気工事施工管理技士、管工事施工管理技士を取得すれば仕事の幅が広がります。

施工管理技師の資格を取得すれば対応できる工事の幅が広がる

施工管理技士の資格を取得すべき理由は、対応できる工事が増えるからです。

施工管理は資格がなくてもなれる仕事ですが、大規模な工事においては施工管理技師の資格を取得した専任担当者なしでは実施できない場合があります。

施工管理技士の資格は1級と2級に分かれており、それぞれの資格を取得することで得られる資格は以下のとおりです。
施工管理技士1級と2級が対応できる業務の違いは以下のとおり。

1級施工管理技士 2級施工管理技士
特定建設業の専任技術者 ×
一般建設業の監理技術者 ×
一般建設業の専任技術者
一般建設業の主任技術者

項目内の一般建設業と特定建設業の違いは工事の規模です。

特定建設業の専任技術者は規模の大きな工事の責任者となる必要があるため、高度な知識と技術を持つ1級施工管理技士しか対応ができません。

つまり施工管理技士の資格を取得すれば、工事において必ず必要な人員として活躍できるようになり、対応できる工事の規模が大きくなるため、業務の幅が広がります。

施工管理技士試験の概要|2級建築施工管理技士の受験資格や試験内容について

ここでは施工管理技士試験のうち、ほとんどの施工管理の仕事で活用できる建築施工管理技士の資格取得における情報を紹介します。

最初に取得する資格は2級です。今回は2級建築施工管理技士の受験資格や試験内容についてみていきましょう。

2級建築施工管理技士試験の概要や受験条件、合格率は下記にまとめました。

第一次検定 第二次検定
受験資格(第一次検、第二次検を単体で受ける場合) 満17才以上(実務経験なしでも可)
  • 建築士法による一級建築士試験の合格者
  • (令和2年度までの)2級建築施工管理技術検定試験の「学科試験のみ」受検の合格者で有効期間内の者
  • (令和3年度以降の)2級建築施工管理技術検定の「第一次検定」合格者
試験形式 4択マーク方式 記述式
合格率 60%強 30%強
試験費用 5,400円 5,400円
試験実施日
  • 6月
  • 11月
実施団体 一般財団法人 建設業振興基金

参考:[施工管理技術検定]

第一次検、第二次検をまとめて受ける場合は下記のような学歴などの制限がかかります。

引用:[施工管理技術検定]

施工管理技士の試験を受ける場合は、試験日程や勉強項目を把握して試験合格に向けた対策を行いましょう。

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未経験で施工管理に応募する際の志望動機や自己PRの方法

ここからは、未経験で施工管理に応募する場合に必要な志望動機や自己PRの方法について紹介します。

今回は自己PRと志望動機の2つに分けて記載例を出しながら説明します。

  • 自己PRの強みは前職で培ったスキル|施工管理に必要なスキルを押し出す
  • 志望動機は熱量とやる気をアピール|なぜ施工管理がいいかを考える

それぞれ詳しくみていきましょう。

自己PRの強みは前職で培ったスキル|施工管理に必要なスキルを押し出す

未経験で施工管理を目指す場合の自己PRとして活用できる項目は、施工管理として必要な資質を前職で発揮できているかどうかです。

施工管理として必要な資質としては以下の項目があります。

  • リーダーシップ
  • コミュニケーション力
  • 臨機応変な対応力

これらの項目は、前職が営業職や事務職、販売職などでも磨けるスキルといえるでしょう。

例えば前職が営業職であれば、コミュニケーション力や臨機応変な対応力を活かした営業の経験は、施工管理として働く大きな強みになります。

また、役職によってはディレクション業務やリーダーシップを取らなければならない場面もあるのではないでしょうか。

これらの経験を自己PRに組み込むには、下記のような書き方を参考にしてみましょう。

【自己PR例1】
前職で働いていた会社では、営業職として取引先との細やかなコミュニケーションを取ることで契約数を増やし、急な要望に対応できるように日頃から顧客の情報を社内で共有し起こりうる要望に対する対応策をシュミレーションしておりました。
前職で得たコミュニケーション力と対応能力は御社で即戦力となると自負しております。

【自己PR例2】
前職はレストランの店長として、従業員のサービスに対する教育や食材の選定や発注、売上管理など、レストラン経営に関わる全ての業務を対応していました。
料理の質を落とさないための食材選定は、季節ごとに料理人と計画を立てながらレシピを決め、業者を比較しながら質を確保しながらコストを下げるための取り組みを行いました。
従業員の意見を取り入れながら接客の向上を目指し、週1回のミーティングでPDCAを回したことで、顧客満足度が上がり売上向上に貢献しました。
前職で得たマネジメント能力と対応能力は御社で即戦力となると自負しております。

このように、前職が施工管理と関係なくても磨いてきたスキルが施工管理でも活用できる点を把握しておきましょう。

志望動機は熱量とやる気をアピール|なぜ施工管理がいいかを考える

志望動機として強くアピールすべきなのは、熱量ややる気です。

なぜなら人を採用する場合は、長く続きそうな人を採用するため。熱量のないやる気の曖昧な人材であれば、すぐに辞めてしまう可能性を懸念して採用されないこともあります。

なぜ自分が施工管理に興味を持ったのか、前職と違う職種になぜ挑戦したくなったのか、明確に答えられるように練習しておくとよいでしょう。

志望動機の例は以下のとおりです。

【志望動機例1】
以前の就職先は販売職でしたが、昔からモノづくりに興味があり、職人の作った商品を多くの人に知ってもらい手に取ってもらいたいという気持ちで仕事を続けておりました。

ただ、働く中でモノづくりに携わりたい気持ちが強くなり、施工管理という働き方を知りました。

御社では未経験の採用を積極的に行っており教育制度が充実しているため未経験の自分も挑戦できると思い応募しました。入社後はできるだけ多くの実務経験を積み、5年以内の施工管理技士の資格取得を目指しています。

【志望動機例2】
御社の施工管理の〇〇さんのインタビューを読んで、施工管理という働き方に興味を持ちました。〇〇さんが未経験から施工管理として働き始め、現在では一人前に仕事を担当しているのをみて、自分も施工管理として働きたいと思うようになりました。

施工管理の何か形に残るものを作れるという点が魅力的で、御社の家づくりに対する考えや取り組みに共感しました。自分もその一員になりたいと思い、自分もモノづくりに携わりたいと思い今回応募しました。

このように、施工管理として働きたい強い意志を分かりやすく伝えることが大切です。

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未経験でもなれる施工管理の求人の探し方3選

ここからは未経験で施工管理の求人を探す際におすすめの方法を3つ紹介します。

  1. 派遣の求人を探す|施工管理の仕事の流れについて知る
  2. 求人サイトで「未経験 施工管理」を検索する|求人募集をひたすら探す
  3. 転職エージェントに相談する|建築業界に知識のあるプロにおまかせ

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.派遣の求人を探す|施工管理の仕事の流れについて知る

未経験で施工管理の仕事を全く知らない人は、先に施工管理の派遣として働いてみるのもおすすめです。

なぜなら派遣で施工管理として働けば、正社員として働く施工管理をサポートする役割として施工管理の仕事に関わることができ、働き方の実情について知れるからです。

派遣の施工管理として働く場合は、法律などの制限により正社員の施工管理ほど業務に関わることはできませんが、いきなり正社員として施工管理として働くことに不安がある人にはおすすめの方法です。

派遣の施工管理の働き方については下記の記事を参考にしてみてください。

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2.求人サイトで「未経験 施工管理」を検索する|求人募集をひたすら探す

インターネットを使って求人を探すのもおすすめです。

求人サイトには多くの施工管理に関する求人が載っています。自分の条件を明確にしておけば、希望の会社のホームページから申し込むことも可能です。

求人サイトを利用して求人を探す場合は、「未経験 施工管理」などの検索方法を利用して、自分の条件に合った会社を見つけましょう。

未経験の施工管理として教育体制やOJTなどが整った会社を探すためにも、求人内容を細かく確認しておくことが大切。

複数のサイトを見ながら自分に合った求人を見つけましょう。

3.転職エージェントに相談する|建築業界に知識のあるプロにおまかせ

未経験の施工管理の求人を見つける場合、転職エージェントに相談するのもおすすめです。

なぜなら、転職エージェントは求人を出している会社の情報を熟知しており、人に合った会社をマッチングさせるプロだからです。

自分の希望を相談して求人を探してもらえば、自分で探すよりも条件の良い求人に出会える可能性が高まります。さらに、転職エージェントであれば応募文の添削や面接練習にも対応してもらえるため、採用までの手順もサポートを受けながら取り組めます。

施工管理に関する転職であれば、建設業界に特化した転職エージェントがおすすめです。

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まとめ

今回は、未経験から施工管理に転職する際の仕事の探し方や自己PRの作り方、未経験でも活かせる能力について紹介しました。

施工管理は人手不足が懸念されている業種であり、常に人を募集しています。

施工管理の業務内容は建設業における専門的な知識だけでなく、マネジメント能力やコミュニケーション力が必要となるため、未経験でも即戦力として働くことが可能です。

ただし、未経験を募集する会社も多いため、自分の希望に合う会社を見つけて転職するためには対策が必要です。

未経験という点をデメリットに感じさせず、転職後のキャリアプランを明確にしておけば、施工管理として活躍できるでしょう。

また、資格保有者や未経験者が年収アップを目指して転職を考える際は、施工管理に特化した転職エージェントに相談して自己分析を行い、ご自身の特徴や強みをしっかりと理解してから就職や転職活動を行うことが重要です。

信頼のできる転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を進められれば、転職に関する悩みを解消できるだけでなく、自己分析やヒアリングをとおして自分の向いている仕事に気付けるかもしれません。

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