【独学勉強法】施工管理技士に独学でなるための超効率勉強方法は?
建設 働き方やキャリア 施工管理建設業界で仕事をする場合に、ぜひ取得したいのが「施工管理技士」の資格です。
比較的難易度が高い試験をクリアする必要がありますが、資格を取得した後の就職率や平均年収が大幅に上昇することが多いため、「コスパが高い」資格と言われています。
そこで今回は、施工管理技士に独学でなるための超効率勉強方法について解説します。ぜひ参考にしてください。
施工管理技士資格はコスパが良い
日本国内には様々な資格試験があるかと思います。確かに、一度合格できれば価値が高い資格は数多くありますが、資格試験は合格するまでにたくさんの勉強時間を要します。
資格試験に関しては様々な考え方がありますが、「コストパフォーマンス」という観点が存在します。つまり、勉強時間と資格保有価値(例えば将来その資格を活かして稼げる生涯年収)を考えた際に、コストパフォーマンスが高い資格と、コストパフォーマンスが低い資格が確かに存在します。
中でも、施工管理技士資格は非常にコストパフォーマンスが高い資格の1つです。施工管理技士のコスパが良い理由について下記に記述しました。
- 試験難易度は独学でも十分に合格可能なレベル
- 数ある資格を活かした職業の中でも、施工管理技士の平均年収は高い
- 施工管理技士の高齢化により人手不足であるため資格保有者は転職で有利
- 仕事量に対して資格保有者の数が少なく、転職市場における希少価値が高
- 施工管理技士として一人前であれば、人手不足のため70代でも職に困らない
- 施工管理技士資格はどこでも評価され、フリーランスでも活躍できる
- 施工管理技士は建設業界でなくとも、不動産業界や製造業でも活かせる
- 監督業として権限が与えられ、監理技術者になれる
- 施工管理技士資格は立派な国家資格
施工管理技士資格の難易度
施工管理技士資格は独学で十分合格が可能なレベルの難易度です。独学が苦手な方もいらっしゃるかと思います。しかし、施工管理技士の資格試験における傾向をしっかりと対策すれば、仕事と並行しながらでも独学によって、1級は3か月~6か月程度、2級は2か月~3か月程度で合格が可能です。
施工管理技士の難易度については、下記の記事をご参照ください。
施工管理技士資格の超効率勉強方法
これから、施工管理技士資格の効率的勉強方法を紹介いたしますが、施工管理技士資格を未取得ということであれば、多くは未経験者/無資格者/若手の方がこの記事をご覧になられていると思います。
未経験者、無資格者、若手であれば、2級施工管理技士(学科試験)の勉強からスタートされる方が多いかと思いますので、2級施工管理技士(学科試験)の試験内容を中心にご説明していきます。
2級施工管理技士資格(学科)を独学で効率的に合格するポイントは3つです。
①選択式(4択)の試験問題集で勉強をすることで、選択式問題の癖を理解する
試験問題は、大きく2種類に分けることができます。選択式なのか否かです。選択式でない試験問題は、問題の本質を理解していなければ、正解まで辿り着くことは中々難しいです。しかし、選択式の試験問題は傾向対策次第で、問題を100%理解していなくても正解を導き出せるのです。その鍵となるのが選択式試験問題の癖を理解するということです。
全ての資格試験において、出題される分野の数には限りがあります。それは施工管理技士資格でも一緒です。ですから、施工管理技士の資格試験における問題集の全分野の4択問題に目を通して、「この分野の4択問題はこうゆう出題の仕方をするんだな」「この分野の4択問題はここを覚えておけば大丈夫だな」といったすべての分野における選択式問題における癖を、暗記していく作業が最も大事です。
もちろん、各問題における本質を理解できればベストではありますが、独学で施工管理技士試験に合格することをゴールとするのであれば、本質を理解していなくとも、各分野の4択問題における癖を暗記するだけで合格できてしまうのです。
②多くの参考書に手を付けず、一冊の問題集を何度も繰り返す(最低3周)
人間は忘れやすい生き物であり、一度学んだことを必ず全て覚えているわけではありません。復讐をせずに、1冊の問題集を1周した場合、2周目で未だ完璧に記憶に残っている問題は2,3割でしょう。
一方で、完璧とは言わずとも、なんとなく見覚えあるな程度まで含めれば5割以上を占めるのではないでしょうか。この5割-2,3割の部分が2周目の復讐によって記憶に定着するのです。
こうして、1冊の問題集を2周目、3周目と繰り返すことによって、完璧に記憶に定着する割合が増えていき、合格が近づいていきます。また、復讐に費やされる時間を勘案しても、1周目より2周目の方が、2周目より3周目の方が楽です。
独学による資格試験の勉強に失敗されてきた方々の特徴として、何冊も違う参考書や問題集に手を付け、何も身についていないまま試験日を迎えてしまっているというケースが散見されます。特に、施工管理技士資格については、合格に必要な暗記量は1冊の問題集から得られる知識で十分です。
③テキスト(参考書)は時々見る程度の活用でよく、問題集を中心に進める
資格試験の勉強方法として、最もオーソドックスなものは、まず「テキストや参考書で理解」をした上で、「過去問題集を解く」というものです。しかし、施工管理技士資格に独学で効率的に合格することをゴールとするならば、全く逆をお勧めします。
合格のポイントは施工管理技士資格試験の「4択における正解不正解のイメージを掴む」ことです。このポイントをいち早く学ぶためには問題集から取り組むことを強くお勧めします。
施工管理について全く把握していない状態で、いきなり問題集に取り組んでも何も理解せず習得せずだとお感じでしょうか。出題の意図や問題の本質を理解できなくとも、とにかく問題に多く触れ、わからなければ問題の解説をすぐに見てカンニングしましょう。そうすることで、4択問題の癖が自然と身に付きます。
どうしても苦手だと感じる分野の問題については、参考書を使うことで本質から理解しても良いとは思います。しかし、あくまで参考書は補助程度として捉え、主軸は問題集で勉強を進めてください。このやり方を貫くことで、独学でも第一次検定試験は必ず合格出来ます。
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おすすめの参考書
参考書を選ぶ際のポイントは
- 過去問同様の4択形式の問題集になっている
- 問題に対する丁寧な解説が載っている
この2点のみです。
上記のポイントを考慮した中でおすすめの参考書は下記になります。
2級建築施工管理技士 学科問題解説集
2級建築施工管理技術検定試験問題解説集録版【2020年版】
まとめ
今回は独学で施工管理技士資格に合格するための効率的勉強法をご紹介させていただきました。
改めて、独学で合格するポイントをまとめると、以下の通りです。
- 4択問題と丁寧な解説が載っている問題集を繰り返し学習する
- 参考書は補助程度であり、1冊の問題集を徹底的に暗記する
施工管理技士は人材需要が高く、一度、施工管理技士資格に合格してしまえば職に困ることはないでしょう。また、施工管理技士資格は難易度が高いわけではないものの、施工管理の平均年収は職種ランキングで上位に位置するため、コストパフォーマンスの高い資格です。どの資格を取得するか迷われている方には非常にお勧めの資格の1つです。
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