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施工管理をすぐ辞めるのは大丈夫?転職への影響も踏まえて解説

施工管理で働く方のなかには、業務がハードなどの理由から「転職や就職して間もないのにもう辞めたい」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「すぐに辞めても次の仕事が見つかるか?」「すぐに辞めてしまっても問題がないか?」と不安に感じている方も多いでしょう。

今回はそのような方々に向けて、施工管理をすぐに辞めても問題がないか?どんな状態ならすぐに辞めるべきなのか?辞めた場合の転職先候補はどんなところか?といった点について詳しく説明していきます。施工管理を辞める際の参考にしてみてください。

施工管理はすぐ辞めても大丈夫?辞めていい理由4選

いきなりですが、実は施工管理技士というのはすぐに辞めてしまっても比較的、問題のない職業です。その具体的な理由について4つご紹介します。

1.相対的に転職回数が多い職種だから

施工管理技士は、他の職種と比べても転職回数が多い職業となっています。実際に大手の転職サイトを見ても40代で5回ほど転職している方は珍しくありません。

厚生労働省の資料を見ても、継続年数が10年未満の方がおよそ4割を占めています。このようになる理由は、多くの方が高校を卒業してからすぐ入社し、スキルを身に付けたり資格を取ったりしながら、どんどん年収や待遇の良い企業にキャリアアップしていくからだと考えられます。

建設業界は現場での経験を重視して採用を行なう企業が多いので、必然的に転職回数も多くなります。

2.経験企業の少なさが逆にマイナスにもなり得るから

上述のとおり、施工管理技士は転職の回数が多い職種です。多くの人がスキルアップしながらよりレベルの高い仕事のできる企業へ転職していきます。

そのようななかで、転職回数が少ない高齢の方は、転職市場においてはスキルアップへの意欲がなく、また順応性が低い人材だという風にみなされてしまうことがあります。逆に最初に入社した企業が比較的、小さい金額の工事を扱う会社だったのに、転職して中小企業で大きな金額の工事の施工管理をするような会社だった場合、意欲がある人材だと捉えられ、好評価が得られます。

このように施工管理技士は転職することで良い評価が得られることが多いという特徴があります。

3.超人手不足職種の一つのため、引く手あまただから

建設業界は業種として人手不足になりがちです。実際に40代以上の方が業界の約7割を占めており、超少子高齢化している業種になっています。

さらに施工管理技士は資格が必要な職種なため、多くの会社が人手を欲している状況です。応募する人が少なく募集する企業は多いため、有効求人倍率はおよそ5倍となっており、非常に高いことがわかります。

そのため、もし今の会社を辞めてしまったとしても今までに施工管理の経験がきちんとある方なら転職できる確率が非常に高いと言えます。
 

4.辞めるタイミングを失う可能性が高い職種だから

施工管理技士は転職しやすいとは言っても、あまりに年齢が高くなっていると転職できる可能性が低くなってしまいます。多くの企業では50代になると転職が厳しくなるので、ずるずると今の職場で仕事を続けてしまうと転職できる年齢を超えてしまい結局、同じ職場で定年まで働くことになってしまいます。

さらに建設業界は引継ぎの業務が非常に多いため、転職する際の負担が非常に大きいです。辞めるハードルが他の職種よりも高く、だらだら仕事を続けてしまいやすいので、辞めたいと思ったらすぐに行動に移す必要があります。

施工管理技士がすぐ辞めるべきシチュエーションとは?

「辞めてもいい理由はわかるけど、どんな状況なら辞める決断をしていいんだろう?」とタイミングを測りきれずにいる方もいるかと思います。そこでここからは、辞める決断をすべきタイミングやシチュエーションを紹介していきます。

体調不良が続く時

現場での仕事が多い施工管理技士にとって体は資本です。外での作業も多く、また事務作業もあって、朝早くから夜遅くまで働くことも多い施工管理技士ですが、会社があまりに従業員を酷使しすぎて、体調を崩してしまうケースもあります。

無理をしてきつい職場で働き続けるとますます体調が悪くなり、転職や休職などを考えることすらできなくなり、取返しがつかなくなることもあり得ます。多忙によって体調を崩すようなことがあれば、すぐに転職を考えるべきですので、勇気を持って行動に移してください。

精神疾患のおそれがある場合

体の不調はもちろんですが、心に支障が出てきた時も同様に、すぐに転職を考える必要があります。施工管理技士は非常にハードな仕事で、激務の上に睡眠時間が短くなってしまうことも多々あります。

気難しい職人相手に現場の管理をしながら、安全に気を配る必要もあるため、精神的にもかなり負荷がかかります。納期ぎりぎりの時にはさらに精神的に追い詰められることもあるでしょう。

そのようななかで日々現場の管理をしていると、なかなか心の変化に気づけないことがあります。精神的な問題の場合、気づかないうちに疲労がたまっていき、体にまで影響が出るようになってしまうと、治すまでにかなりの時間がかかってしまいます。

朝から気分が憂鬱な時が続くなど、少しのサインも見逃さないようにしましょう。

そもそも施工管理業務に興味がない

現在、施工管理をしている方のなかには、本当は別の仕事に就きたかったという人や、思っていたような仕事内容と違ったという人など、施工管理業務にあまり興味がない方がいらっしゃるかもしれません。施工管理は非常にハードな仕事のため、何らかのやりがいがなければ続けていくのは非常に難しい仕事だと言えます。

現状、施工管理にやる気がなく、モチベーションがうまく保てないという方は転職するタイミングなのかもしれません。

所属する建設会社が働き方改革をまったく推進していない場合

他業界では既に働き方改革が進んでおり、休暇が取りやすくなったり、残業が少なくなったりしている企業がたくさんあります。建設業界でも同様に、2024年度から働き方改革が推進されていきます。

そのため多くの建設会社では、業務の効率化や残業の見直しなど、現状のあまり良いとは言えない労働環境の是正に取りかかっています。そのような時代の流れのなか、今までと同じように業務を行なっている会社は、働き方改革が本格的に進んでいった時についていけず、つぶれてしまうでしょう。

一向に残業が減る気配がないなど、まったく働き方改革を行なっていない会社は、今すぐにでも辞めて転職する必要があります。

パワハラやモラハラがあった時

建設業界自体、かなり業界体質が古いという特徴があり、パワハラやモラハラは会社によっては今でも当たり前に行なわれているところもあります。施工管理は施主や元請けと現場の職人の間に立って仕事をする必要があります。

そのため企業内でパワハラやモラハラが横行していると、自分がハラスメントの対象になる可能性がある上、職人側から出る不満への対処も必要になります。結果として施工管理技士に大きなストレスがかかってしまいます。

パワハラやモラハラは短期間ではなかなか解決しないことも多いので、そういったハラスメントのない企業に転職しましょう。

所属企業の経営不振や方針転換で将来性に不安を感じた時

企業に対して不満がある場合、仕事に対するモチベーションが下がってしまうこともあるかと思います。施工管理は非常にハードですので、やる気がなければ続けていくのがかなり厳しくなります。

企業の方針転換や経営方針に納得がいかないという場合、特に取扱う工事の地域などが変わるなど、自分に影響が出ることもあるので、自分のライフプランに合わない場合は転職を検討しましょう。

施工管理以外にやりたい職種が見つかった時

施工管理はやりたい人でないときつい仕事になりますので、他にやりたい職種がある場合はそちらに転職することを検討しましょう。しかし、他職種に転職する場合は経験や知識がゼロの状態での転職になるので注意が必要です。

転職を決めた場合は、転職先の業界がどのような人材を求めているのかよく調べるようにしましょう。企業によっては資格を取得することで転職が有利になる場合が多々あります。

その場合は可能な限りでいいので、工事があまりない時期などに資格勉強をするなど必要な対策をした上で、なるべく有利に転職活動ができるようにしましょう。

施工管理をすぐ辞める際のデメリットは?

ここまで、施工管理を辞めるときの判断基準について説明してきましたが、すぐ辞めた際にはもちろんデメリットもあります。転職する際には注意するべきところになりますので、解説していきます。

知識と経験値が浅いままの転職となる可能性がある

施工管理の仕事は未経験からでもスタートすることができ、経験を積めばキャリアアップすることができますが、そのためには資格を取得する必要があります。一級施工管理技士の資格は、取得までにおよそ10年を要するため長い期間、実務経験を積む必要があります。

そのことからもわかるように、施工管理では実務経験を通じて、知識やスキルを身に付けていく必要があります。しかし、すぐに施工管理を辞めてしまうとほとんど経験がないまま転職してしまうことになります。

そうすると、転職先の新しい環境で、さらにいろいろな知識を学んでいく必要があるため、転職してからすぐの間はかなりストレスのかかる仕事になってしまうかもしれません。転職の際にはそのような点にも注意する必要があります。

退職前の引継ぎなど業務を全うしにくくなる

退職する際には多くの引継ぎの業務があります。退職することで、自社だけではなく他社にも迷惑をかける可能性もありますので、取引先にも引継ぎの連絡などをする必要があります。

退職時には諸事務手続きが必要な上、こうした引継ぎ業務をまだ仕事に慣れていないなかでこなしていく必要があります。ただし、こうした引継ぎの業務は監理技術者のような責任のある仕事になればなるほど大変になってきます。

すぐに辞めてしまうことで大変なこともあるかもしれませんが、逆に仕事を続けることによってさらに大変になってしまう場合もあるので、なるべく閑散期を狙って退職するようにしましょう。

退職後に転職活動を始めると資金が底をつく不安が残る

退職して仕事がなくなってしまうと、転職した後に生活に困ってしまうことがあります。就職してすぐは年収もそれほど多くはないはずなので、貯金するのはなかなか難しいと思われます。

失業手当は退職してすぐにもらえるわけではなく、また勤務期間が短いと失業保険をもらえる期間も短くなってしまいます。貯金も収入もないまま転職活動に入ってしまうと必死で転職先を探す必要が出てくるので、なかなか希望の条件のところを見つけられないまま次の企業に就職することになってしまうかもしれません。

転職しようと決めた場合、貯金をしっかりしてから転職するか、転職先が決まってから退職するようにしましょう。

施工管理をすぐ辞めても良い会社に転職できる?

転職先にもよりますが、施工管理はすぐ辞めてしまっても、比較的転職しやすい職種と言えます。業種を施工管理に絞るのであれば、若い方であればあるほど比較的、簡単に転職先を見つけることができます。

どの会社も人手不足なので、中途でも求人がたくさんあります。また建設業界で転職する場合でも、施工管理は現場を熟知しており図面なども見慣れているので、転職はしやすいと思われます。

まったく関係のない業種であれば、資格の勉強や業界について少しでも知識をつけておくと転職後もスムーズになりますので、転職の際にはしっかりと準備をしましょう。

施工管理を辞めた人の代表的な転職先5選

ここからは施工管理技士を辞めた後の具体的な転職先についてご紹介します。

1.設計職

設計職の大まかなは施主の要望に合わせて工事の図面を描くというものです。施工管理では図面を見る機会も多く、現場に合わせて図面を修正することもあったかと思われますので、他職種に比べれば活かせる場面は多少あるかと思われます。

とはいってもまったく違う職種になるので、その点は注意してください。現場に出ることは基本的にはありませんが、納期があることや残業が多いという点、転職の際には確認しておくようにしてください。

2.ハウスメーカーの営業

残念ながらハウスメーカーの営業では、あまり施工管理の知識やスキルを活かすことはできません。とはいえ、施工管理をする上で必要なコミュニケーション能力などは十分に活かすことができますので、営業に興味があるという方はぜひ転職先として検討してみてください。

3.ディベロッパー系の営業

ディベロッパーにはさまざまな仕事がありますが、主な仕事内容は用地の仕入れなどがあります。規模が大きいものになると、ショッピングモールなど大型商業施設の建設などの事業に携わる可能性もあります。

そのような大きな企業に転職するのは非常に難しくはありますが、非常に高収入が得られるので、そういった営業に興味がある方は一度、求人がないか探してみましょう。

4.保守点検

保守点検は施工管理の経験が活かせる仕事です。施工管理のなかには安全管理の上で点検をすることはあるでしょうし、知識もあるはずなので、採用する企業も多いでしょう。

電気系の設備の保守管理であれば、決して簡単とは言えませんが、電験三種などの資格取得を視野に入れてみてもいいかもしれません。

5.CADオペレーター

CADオペレーターとは、設計士の図面をCADソフトを使って修正、作製する仕事です。施工管理とはなり業務内容は異なりますが、図面を見慣れているという意味では少しだけ経験が活かされるかもしれません。

ただし、CADは使い方を覚える必要があるので、転職して仕事に慣れるまでは残業などが増えてしまう場合もあるので注意してください。

施工管理をすぐ辞めて転職活動を成功させた人の体験談

最後に、実際に施工管理をすぐ辞めてから転職を成功させた人の体験談をいくつか紹介します。辞めるかどうか、判断に悩んでいる方は参考にしてください。

転職によって体力的にも精神的にも楽に

私が転職した理由は、もともといた会社が下請けだったので、工期が比較的短いことが多く、精神的に追込まれることが多かったからです。職人とのコミュニケーションや安全管理には非常に気を遣いますので、さらに工期も短いとなると、相当な負担があったと思います。

今の会社は繁忙期には少し残業をしたりすることもありますが、元請けで地域に密着した工事を多く取扱うので、工期の交渉もしやすく、以前のように工期がぎりぎりで疲れるということはだいぶ減ったのでとてもよかったです。

エージェントを活用したことで好条件の企業へ

以前の会社はサービス残業や休日出勤が当たり前になっていて、残業代も思っているほど出ませんでした。もちろん完成がぎりぎりになりそうな時は残業も仕方ないとは思いますが、会社の体質が古く、残業代が出ないことがしばしばありました。

月の時間外労働は忙しい時になると100時間を超えることもあったので、転職することを決意しました。この年齢で転職できるか心配でしたが、建設業界に特化したエージェントだったので、報酬や待遇面などの交渉もしやすく、良い条件で転職することができました。

今は働き方改革がしっかり進んでいる会社で働けているので、転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談してよかったと思っています。

まとめ

今回は現在、施工管理で働く方に向けて、すぐ辞める際の注意点や転職先の候補などについて解説してきました。今の慣れた職場環境を離れて、新しい職場に転職するというのはなかなか簡単なことではありませんが、何か理由がある場合はすぐに転職を考えることをおすすめします。

なぜなら、転職したいと思ってもなかなか行動しないでいると、タイミングを逃したり、転職する気力がなくなるほど余裕を失ってしまうことがあるからです。今回は転職の際のデメリットや転職先についても紹介しましたので、ぜひそちらも参考に、今後の転職活動に生かしていただければ幸いです。

もし、転職に不安があるという方は転職エージェントに一度ご相談ください。

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