【建設業界の人手不足】正社員が最も不足している業種トップは「建設」
建設業界動向・情報「建設」は業種別人手不足ランキングトップ
参考:livedoor News「正社員が最も不足している業種は?帝国データバンクが結果を発表」
上記のデータから分かる通り「建設」で6割弱(57.5%)が人手不足を感じており、51業種でトップです。
なぜ建設業界は人手不足なのか
ここ数年の日本の内政面の諸課題の根本原因は少子高齢化です。先進諸国でも日本と同じように少子化や高齢化が進んでいますが、その中でも日本は群を抜いて少子高齢化問題が深刻化し、課題先進国と揶揄されているのが実態です。
2021年に行われた東京オリンピック後も、建設業界の仕事の需要は堅調で2025年の大阪万博、2027年開業予定のリニア新幹線に関わる工事、恒常的な国土強靭化、高齢者用の福祉施設の建設やリフォーム、製造業の国内回帰による新工場建設、首都圏の再開発などもあり、東京オリンピックが終わった今も引き続きなど、建築業界の仕事量は安定的です。
また新型コロナウィルスのワクチン接種完了により、2022年以降は観光業界の盛り上がりによる観光施設のリニューアルや新設工事等も増加すること予想されます。
このまま高齢化が進み団塊の世代がほぼ引退する2025年(団塊世代全員が後期高齢者、75歳以上となる)には「需要があっても人手が足らず工事が出来ない」という状態になりかねません。
また建設業界には3Kというイメージも強く若手人材の流入が少ないことからそういった問題を今後解決することが建設業界の大きな課題といえます。
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建設業界の人手不足をどう乗り切るか
①高度外国人材の採用
一つ目の対策として高度外国人材の採用・育成を強くおすすめします。永続的に働いてもらえる可能性のある高度外国人材(技能実習生には期限がある)を採用することで建設業界の人手不足を解決し、さらに利益を上げている企業は着実に増えてきました。また高度外国人材は在留期限面の強みだけでなく、建設業における高い専門性と豊富な知識、また日本語力を有しています。
高度外国人材については過去に高度外国人財の採用・活用における重要性と注意点という記事がございますのでよろしければ併せてご覧ください。
②新しい雇用の在り方を再検討
二つ目の対策としては新しい雇用形態であるフリーランス人材と女性の活用です。正社員や派遣という雇用形態だけでなく、これからの時代において注目されているフリーランス人材や女性の採用にチャレンジしてみてはいかがしょうか。
建設業界ではフリーランスの施工管理技士・設計士等が増えてきています。理由としては人手不足と人材の高齢化です。転職のボリュームゾーンである50歳以上の人材をいきなり正社員にするのは離職や企業文化融合等の面でリスクが伴います。一方で、高い専門性を有している人材且つ高齢であれば、まずはフリーランス契約で働いてもらう企業が増えているのです。フリーランス人材の立場からしても、50歳を超えていまさら厳しい社内ルールに縛られるより、より自分らしく働きたいと考える人が増えているわけです。
また女性でも「どぼじょ」や「建設小町」と呼ばれるワードなども見受けられ、女性でも施工管理技士として働きたいと思っている方は少しづつ増えてきました。この機会に時代の流れである「多様な働き方」を受け入れ、雇用のあり方を再検討し、人手不足という課題を解決してゆくのもありかもしれません。
またフリーランスの記事についても【施工管理技士の新しい働き方】フリーランスの施工管理技士とは?という記事がございますのでよろしければ併せてご覧ください。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。ビーバーズフリーランスでは、以下のような案件を豊富に抱えています。
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まずは無料登録をして色々な案件を見てみてください。専門のフリーランスエージェントからおすすめの案件をご紹介することも可能です。
③自社の採用力を強化する
3つ目の対策としては自社採用力強化です。例としてwebマーケティング手法を駆使しホームページを活用することが挙げれます。
建築企業では、求人広告、人材紹介、ハローワーク、派遣など、多種多様な採用手法を使って中途採用をしている企業が多いですが、採用成功率は低いと思います。実際に中途採用が成功している企業の7割程度は、自社のホームページのクオリティを上げ、しっかりとwebマーケティングしている会社が多いです。
人材がいたら紹介してもらうという「待ち」の姿勢ではなく、自社のホームページを強化して自社採用(採用費はゼロ)を行うという「攻め」の姿勢で総合的なリクルーティング戦略を考えている企業の方が採用成功率は高いです。求人広告などは、企業が求める人材や働くメリットをしっかりと伝えられる状態にして、自社のホームページとの連動でさらに効果が上がると思います。
④最先端ツールの活用
IT化が遅れる建設業界ですが、施工管理技士のためのツール(アンドパッドなど)や、BIM/CIMなど、様々な業務効率化を実現できるツールが開発されております。
世の中には、既にあらゆる便利ツールが存在しておりますが、それを建設企業もしくは建設オーナーが活用できずに、全く普及していないというのが実態です。
慣れないツールや手段は金銭的にも負荷がかかりますが、如何に先行投資を行って、将来を豊かにしていくかが大事ですので、情報のキャッチアップを欠かさないでください。
またBIMの将来性や建設業界の今後について詳しく記載している記事が過去にございますのでよろしければご覧ください。
まとめ
建設業界は、慢性的な離職率の高さや若者の流入の少なさ、団塊世代の引退増加などを踏まえ、今後も人手不足が続く業界です。
人手不足を解決するための主な方法を4つお伝えしましたが、大事なことは「常に時代性を考え、新しい手法に大胆に挑戦していくこと」です。「待つ」だけでなく「攻め」ることで、自社採用力の向上にもつながっていきます。
最後に、自社のホームページの再構築、webマーケティング等に悩んでいる会社は建設・人材専門のコンサルタントへまずは相談することがおすすめです。
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