【ベトナムの建設業】ベトナムにおける建設業界の実態と、ベトナム人雇用について
建設業界動向・情報 高度外国人材
ベトナムにおける建設業界の実態
昨今、ベトナムでは多くの建設工事が行われており、まさに建設ラッシュの時代です。人口の急激な増加や大都市への人口の一極集中、さらには新規企業の台頭などが顕著であることもあり、多くの企業が都市開発に対して期待を寄せております。中でも住宅やオフィスビルなどの居住施設や、大型商業施設、空港などの公共施設といったものの需要は注目度が高いです。また近年の都市開発で最も注目されているのがハノイ・ホーチミンといったメガシティに隣接する衛星都市の開発です。特に南部においては、ホーチミン市人民委員会が「2030 年までの南部の社会経済発展計画および2030 年までのビジョン」と称した目標を打ち出しており、同市近郊の 15 都市の開発を急いでいます。
このように建設ラッシュに沸くベトナム市場の開拓に向けて、すでに日本の建設会社が進出していますが、これからも日本企業のベトナム進出が続くと見込まれています。
出稼ぎ労働者が多く、まだまだ発展途上であるベトナムの建設技術
ベトナムは現在建設ラッシュですが、まだまだ先進国と比較すると建設技術が遅れている部分も多く、工期が極端に短いといった傾向があるようです。
そのため建物資材に発泡スチロールが使用されていたり、月給が日本円に換算すると3万円~4万円といったとても少ない給料で働いている方が多くいらっしゃいます。そのような理由から、日本に出稼ぎで来る技能実習生や建設技術を学ぶために来日する高度外国人材が話題になっています。
ベトナム人の積極的雇用が日本の建設業界が抱える最大の課題を解決する
勤勉な国民性
ベトナム人と日本人で比較した際に賃金が高いので満足度が高い
ベトナム国内における2019年1月からの最低賃金は、292万~418万ドン。1ドン0.0048円で換算すると、日本円で14,016~20,064円が、ベトナム国内における月の最低賃金となります。
参考:厚生労働省「第7節 ベトナム社会主義共和国(Socialist Republic of Viet Nam)」
(https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kaigai/19/dl/t5-13.pdf)
日本の2019年10月からの最低賃金(時給)は、790~1,013円ですので、1日あたり8時間、月22日働いたら月の総支給額は139,040~178,288円です。(※計算は諸手当や社会保険料などを除いた単純計算によるものです。)
出典:厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
高度外国人材の採用に関するポイントとは
ベトナム人を作業員として雇用する場合、日本人の雇用と異なる点に注意する必要があります。特に気をつけたい、在留資格、雇用する際の届け出について解説します。
給与が高い
社会保険・福利厚生といった制度が充実
日本の建設会社の技術レベルが高い
ベトナム人は歴史的な背景から親日の方が多い
ベトナム人は勤勉、まじめ、忍耐力がある、協調性があると言われています。こうした国民性は、日本人と近い部分が多くベトナム人は日本での仕事に馴染みやすいのです。また、手先をつかった産業が発展してきた経緯があり、器用な人が多いという特徴もあります。そのため、言語の壁を乗り越えることができれば、周囲とコミュニケーションを取りながら良好な関係性を築くことができるでしょう。勤勉で忍耐力があるため、仕事の流れをきちんと理解すれば高い生産性を発揮してくれるケースも多いです。
実際、働く姿勢だけでなく他人を助けるという気質から、日本の企業にとっても社風に馴染みやすく受け入れやすいという声が上がってきています。
まとめ
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