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施工管理の離職率はなぜ高い?
その理由とホワイト企業の選び方

施工管理の離職率はなぜ高い?その理由とホワイト企業の選び方

施工管理

施工管理技士は激務といわれがちで、実際に離職率も高い傾向にあります。そのため、現在働いている人は自分の会社が離職率が高いと思っている方も多いでしょう。

施工管理技士はもともと仕事量が多く、ブラックだと感じる場合があるかもしれませんが、会社によっては比較的働きやすく、離職率が低い会社も存在します。

この記事では施工管理として働いている方や、施工管理で働きたい方に向けて、離職率の実態と、離職率が低い会社で働く方法についてご紹介します。

この記事の監修者
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萩 祐太キャリアコンサルタント
業界最大手の保険会社での経験と「2級ファイナンシャルプランニング技能士」の知識から金融面のアドバイスも含めたキャリアサポートが可能。職人や施工管理、建設コンサルタントなどのマッチング実績を多く保有している。

施工管理技士の離職率の実態とは?

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まずはじめに、施工管理技士の離職率についてご紹介します。

他業界と比較した建設業界の離職率

施工管理技士は離職率が高い職業だといわれがちですが、そもそも建設業界自体の離職率が高いため、その点について紹介していきます。

厚生労働省の調査によると、新規学卒就職者の離職率は、高卒の方が全産業で40.8%なのに対し、建設業では47.7%となっており、建設業界の離職率が比較的高いことが分かります。

施工管理技士の離職率

施工管理技士の離職率は、1級建築施工管理技士の通年離職率が約5%、2級建築施工管理技士の通年離職率が約10%となっています。

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施工管理技士の離職率を高める要因とは?

施工管理技士の離職率を高める要因には様々なものがありますので、ここでは大きく4つにまとめてご紹介します。

残業時間が多いから

施工管理技士は残業時間が長く、家族との時間やプライベートの時間が取りづらいということが原因で離職を考える方います。実際、施工管理技士は現場での仕事に加えて、事務所での書類作成など、様々な業務があるので残業が多くなりがちです。

また、職人は休日でも働きたがる人が多いので、休日出勤をすることも少なくないため労働時間が増えやすい傾向にあります。

人間関係が築きにくいから

コミュニケーションの取りづらさも離職率を高める要因の一つとなっています。

施工管理技士は、施主の要望を聞きつつ、職人の意見も考えながら工事を進めていく必要があります。例えば施主が工期を短くしてほしい、といった要望を言った際、現場では工期が足りない、もっと伸ばしてほしい、と考えている人が多い場合、施主と職人の間で板挟みになってしまいます。

このように良好な人間関係の構築は施工管理をするうえで大きな壁となっています。

評価制度が不明確だから

建設業界では評価基準が不明確な場合が少なくありません。

確かに資格の有無などによって給料が変わってくるので、その面で見れば適切に評価されていると感じる方もいるかもしれませんが、工事の出来によって給料が大きく変わることはありません。

建設現場では評価基準を設けることが難しく、曖昧になりやすいという特徴があります。

施工管理技士にかかる負荷が大きいから

施工管理の主な業務は現場の4大管理をすることです。現場では工期を見つつ、予算も考えながら、安全性を高めつつ作業をして、求められる品質に適したものを完成させる必要があります。

施工管理技士はそれぞれに対して責任を持っているので必然的に負担は大きくなります。さらに施工管理の仕事は4大管理のほかにも多岐にわたっているので精神的にも肉体的にも負担が大きくなりがちです。

建設業界で離職率の低い企業を探すのは難しい?

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ここまでご紹介した通り、施工管理技士は離職率が高いため、離職率の低い会社を見つけるのは難しいと感じる方も多いかもしれません。

しかし施工管理技士の中でも長く同じ会社にいる人が存在するのは事実であり、実際に離職率が低い会社も存在します。

ここからは離職率の低い会社について特徴などを解説していきます。

詳しい記事はこちらをご覧ください。

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施工管理技士の離職率が低い会社の特徴7選

ここでは離職率の低い会社について、特徴を簡単に7つにまとめて紹介していきます。

1.福利厚生が整っている

福利厚生が整っている会社は施工管理者にとって働きやすい環境が整っているので、働きやすく、離職率が高い傾向にあります。

例えば保険や年金制度を取り入れている会社は労働者も長く働きたいので離職率が低くなります。

2.勤務時間が正しく管理されている

建設業界では残業や休日出勤が当たり前といった風潮があり、さらにはそうした勤務時間に対してルーズな会社も少なくありません。ただでさえ激務な施工管理の仕事において、残業代すらしっかり出ないとなると、多くの施工管理者はやめてしまうでしょう。

勤務時間の管理がしっかりしている会社ほど、社員に対して残業を減らし、働いた分の賃金をきちんと支払うため、離職する人が少なくなります。

3.社員の年齢層が幅広い

建設業界では高齢化が深刻であり、人手不足が深刻となっています。中でも施工管理は人手不足なため、教育の面でも若い方が働きにくい環境にあります。

逆に社員の年齢層が広ければ、教育がしっかりしており、若年層にも働きやすい環境が整っているので、離職率が低くなる傾向にあります。

4.完全週休二日制が実施されている

完全週休二日制とは、一年を通して、必ず週2回の休日がある制度です。近年建設業界でも完全週休二日制の動きが進んでおり、土日は現場を開けないという会社も増えてきています。

建設業界は休日出勤が当たり前といった会社も少なくないので、完全週休二日制によって休日が保証されていれば、離職する人も減る傾向があります。

5.人事制度が明確で評価の透明性が高い

資格以外の評価基準があいまいになりがちな建設業界において、評価基準の透明性は待遇の向上に不可欠な要素です。

まじめに働いているのになかなか給料が上がらないという会社は、離職率も高くなってしまいます。

6.ICT技術の導入で業務効率化されている

施工管理技士は業務量が多く、そのことが原因で残業が増えてしまうケースが少なくありません。

ICTを活用することで業務を効率化し、施工管理の負担を減らすことができている会社は施工管理技士も働きやすく、残業を減らすことにつながり、離職する方が減ることになります。

7.研修など社員の育成体制が充実している

研修がない会社では、社員は自分の力で仕事を覚える必要がありますが、若手は働きにくく、職場が高齢化しがちな傾向にあります。育成をしない会社は、中高年の経験がある即戦力の人材を集めてしまうので、さらに高齢化が進み、労働者の負担が増えてしまいます。

逆に育成がしっかりしている会社は色々な面で働きやすく、社員が定着して離職率が低い傾向にあります。

施工管理技士が離職率の低い企業に勤める方法

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これまで離職率の低い企業の特徴については紹介しましたが、ここでは実際にその会社で働く方法について紹介します。

下調べを徹底的に行う

離職率が低い企業を探すのは簡単ではなく、徹底的に調べる必要があります。

具体的な方法については以下のようなものがあります。

  • 就職四季報を確認する
  • 有価証券報告書を確認する
  • 厚生労働省が発表している労働基準関係法違反の疑いの企業リストをみる
  • 口コミサイトを見る
  • 夜遅くに現場や事務所に行ってみる

就職四季報には企業の離職率が記載されており、有価証券報告書には従業員数や平均年齢、平均勤続年数が記載されているため、データによって離職率の高さを推測することができます。

また、労働基準関係法違反のリストに載っている会社はブラックな可能性が高いことが分かります。他にも口コミサイトを見たり、実際の現場や事務所の様子を見るという方法もあります。

施工管理技士の資格を取得する

施工管理技士の資格を取得することで、人材としての価値を高めることも離職率の低い企業で働く方法の一つです。

資格を取得することで賃金が上がるだけでなく、企業からの需要も高くなるので、離職率の低い優良企業に勤められる可能性が上がります。

派遣として働く

派遣で働くことも離職率が低く優良な企業で働く方法の一つです。建設業界では人手不足が深刻なので、派遣への需要が高まっています。場合によっては大手で派遣として働くこともできるので、おすすめの方法の一つです。

また派遣の場合は雇用契約は派遣会社と結ぶため、条件などは派遣会社によって決められます。そのため、建設業界に比べて条件が悪くなりにくいといったメリットもあります。

転職エージェントを利用する

転職エージェントの活用で、条件の良い企業に勤めやすくなります。

転職エージェントとは、自分の経歴や資格、希望条件などを登録することでエージェントが自分に合った転職先を紹介してくれる、といったサービスです。自分で転職先を見つける必要がないので、自分で探す場合に比べて、より多くの企業をチェックできるというメリットがあります。

また業界に特化した転職エージェントを活用することで、他の転職エージェントにはない、条件のいい企業を探しやすくなります。

ビーバーズは建設業界に特化したエージェントで、建設会社の社長と直接条件の交渉ができたり他のエージェントでは取り扱っていない企業の求人もあるので、離職率が低い企業に勤めやすくなります。興味がある方は一度ご相談ください。

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離職率が低い企業への転職成功事例

施工管理技士Aさん
施工管理技士Aさん
前職では一級建築施工管理技士の資格を取得したにも関わらず、明確な評価制度がなく待遇面に不満があり転職しました。
現在は、一級建築施工管理技士の資格とこれまでの工事経験が評価され、年収ベースで120万円アップに成功しました。建設業界では昇給は年1回あれば良いほうですが、現職では資格や働き振りが正当に評価される環境があり満足しています。
施工管理技士Bさん
施工管理技士Bさん
以前の会社では現場が遠く、マイカー通勤で片道2時間以上かかり、また土日出勤が多かったため家族と過ごす時間がほとんど取れませんでした。
転職した今では、現場には電車で通勤しています。昼休みは12時から13時が基本で、作業の状況によって前後することもありますがしっかりと時間管理ができ、残業も減りました。
完全週休二日制のため、休日はドライブや外食など家族と一緒に楽しく過ごしています。買い物に行って家族で色々なものを見たり子供と過ごす時間が増え、転職してよかったと思います。
施工管理技士Cさん
施工管理技士Cさん
インターネットで建設専門転職エージェントのサイトを見つけてなんとなくエントリーしましたが、驚くほど速くかつ丁寧に、好条件の解体施工管理の仕事を紹介されすぐ地元の中堅企業で社長面接を受けることになりました。正直、いきなり社長との面接はかなり萎縮しましたが、折角のチャンスを逃してはならないと思い転職を決意しました。
前職に特段の不満はなかったのですが、現在は社長との距離も近く、現場での業務内容や給与面などの待遇が改善して非常に満足しています。

まとめ

今回は施工管理技士の離職率の実態と、離職率が低い会社の特徴や探し方についてご紹介しました。

建設業界は比較的離職率も高く、特に施工管理技士は負担も大きい職業なので、しっかりと会社を見極める必要があります。就職四季報や有価証券報告書を見て徹底的に会社を調べたり、転職エージェントを活用することで、なるべく働きやすい会社で勤められるようにしましょう。

現在仕事がきつく、離職率が低い会社で働きたいという方は、ぜひ一度ビーバーズにご相談ください。

この記事の監修者
agent-hagi2
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