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【住宅業界激震】住宅業界に影響を与える「ウッドショック」とは?

ウッドショックとは

ウッドショックとは住宅を建てる際に必要となる木材の不足により木材の価格が高騰し、大きな混乱が生じている状況の事をいいます。

ウッドショックが起こる原因

ウッドショックの原因は新型コロナウイルス

①木材が減少しているから

カナダで発生していた害虫被害や、コロナの影響で労働者が減り木の伐採が思うようにいかず、製材工場の稼働率は下がってしまい家を建てる木材自体が減ってしまいました。

②アメリカ・中国での建築ラッシュで日本に木材がこない

アメリカや中国では、莫大な財政出動と歴史的な住宅ローンの低金利政策が取られた結果、市民がリモートワークのために、郊外に新しく住宅を購入するようになりました。このことにより世界的に需給バランスが大きく崩れ、十分な量の輸入材が日本に入ってこなくなりました。

③コンテナ不足

コロナ禍により自宅で過ごす環境になったことから、ネットショッピングの利用などが増え、世界的に流通が圧迫されコンテナ不足が起きており、日本へ木材を運べない状況が出来上がってしまいました。

さらに3月にスエズ運河で発生した大型コンテナ船の座礁事故の影響で、日本へのコンテナ輸送の遅れに追い打ちをかけてしまっています。上記の理由により、木材不足、木材の値段が高騰し「ウッドショック」が起こってしまいました。 また、輸入材が不足→国産材を代用→国産材も不足という状況になっています。

また新型コロナウイルスの建設業界に与えた影響についても過去に記事がございますのでよろしければこちらも併せてご覧ください。

ウッドショックが及ぼす影響

木造住宅の価格高騰

住宅業界におけるウッドショックの影響は、木材を多く使用する木造住宅の価格に影響を与えると言われています。
木造住宅で木材を使用する主な部分として、柱と梁(はり)があります。梁とは、柱と柱の間に水平に設置され、屋根や床などを支える大事な部品です。
梁には、柱よりも堅く強度が強い木材が使用されています。国産には梁に適している木材が少なく、輸入木材に頼っているケースが多くあります。そのため、ウッドショックの影響は「梁」部分の価格に多く影響を与えると言われているのです。

ローコストの住宅メーカーは特に影響がある

ローコストの住宅メーカーや建売住宅を販売しているメーカーは、価格が安い輸入木材に頼っている場合が多く、影響が強いと言われています。ハウスメーカーや工務店のなかには、国産の木材しか使用していない会社もありますので、そういった住宅会社・工務店にはウッドショックの影響は比較的少ないと考えられます。

住宅業界における今後の見通しと対策

日本国内のウッドショックによる価格の高騰は、しばらく続くというのが大方の見方と言えそうです。

ただし、アメリカの木材価格が今後安定的に推移していけば早期に沈静化する可能性もありますので、引き続き注視していく必要があります。

また林業、ハウスメーカー、製造業などでもまだまだ人手不足が続くことが予想されます。

ウッドショックがいつまで続くかは未定

ウッドショックがいつまで続くかに関しては、現時点では未定です。その理由は、先程ご説明した通り、ウッドショックの発生には複数の要因が考えられており、その要因が解決する見込みが今のところ立っていないためです。

こうした状況から、ウッドショックの長期化、あるいは常態化するのではないかと懸念する住宅メーカーも出始めています。

自社で独自に対策を開始したハウスメーカーも多い

日本でウッドショックの影響が強い理由としては、先程も触れたとおり輸入木材を使用している割合が多いことが挙げられます。

そこで、輸入木材に頼らず、国産木材に切り替えていこうとしているハウスメーカーも存在しています。しかしながら、国内林業従事者が減っていることや、乾燥機の台数に限りがあることなどから、国産木材の供給はなかなか増やせないのが現状です。

こうした事情から国産木材の価格は下がりにくくなっており、ハウスメーカー側も輸入木材から国産木材への切り替えはそう簡単ではありません。

まとめ

木材を化石資源の代わりにエネルギーとして活用する木質バイオマス発電、木材の活用による地球温暖化防止への貢献、そして低炭素社会づくりを進めるなど、近年では木材(廃棄される間伐材)利用の拡大に対する期待が高まっております。

この機運を捉え、林業に携わる従事者を育成し徐々に増やすことが、今後のウッドショックを回避する処方箋の一つになるのです。

林業や建築・土木、住宅産業にとって、コロナ禍を“災い転じて福となす”とすることができるかどうかが問われることになるでしょう。

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