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建築士がフリーランスとして
成功する方法を徹底解説

建築士がフリーランスとして成功するには?働き方や年収事情も解説

独立・フリーランス

建築士のなかにはフリーランスとして働く方が多くいらっしゃいますが、今まで正社員として働いてきた方が独立するのは簡単なことではありません。フリーランスは時間の縛りがなく、年収も自分の努力次第で増えるという点では正社員よりもいいと考えられます。

しかし、フリーランスは生活が安定しなかったりとデメリットもあるので、どちらが自分に向いているのかを考える必要があります。そこでこの記事では建築士がフリーランスになる方法を中心に注意点や年収を上げる方法などをくわしく解説していきます。

現在、正社員として働いている方で、フリーランスに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
agent-nomura2
野村 涼キャリアコンサルタント
これまで建設業界を中心に、1000名以上の転職を支援。特に施工管理技士全般と電気主任技術者の領域を得意とする。

建築士はフリーランスとして働けるのか?


建築士はフリーランスとして働くことが可能な職業です。特に一級建築士の資格は国家資格でもあり、業務の幅が非常に広いので、さまざまな案件を得ることができます。

フリーランスになることで、自分の会社ではできなかったような仕事も努力次第ではできるようになるかもしれません。今までの経験を活かして、自分の好きな仕事がしたいという方はぜひフリーランスとして働くことを検討してみてください。

建築士でフリーランスになる方法

建築士がフリーランスとして働くには、いくつかの準備が必要です。ここでは大まかに3つ、ご紹介します。

1.実務経験を積む

建築士がフリーランスになるには、国土交通省が定める業務に3年以上、従事している必要があります。法律上、必要というだけでなく、独立した後は一人で案件をこなす必要があるので、人に教えられる程度に仕事ができる必要があります。

また、二級建築士よりも一級建築士の資格を持っているほうが受注側からの信頼も厚くなり、業務の幅も広がるので、独立する方は可能であれば一級建築士の資格も獲得することをおすすめします。一級建築士の資格取得には、二級建築士としての実務経験が4年以上、必要になるので、やはり最低でも5年程度は実務経験を積んでおかなければ、フリーランスとして働くことは厳しいでしょう。

2.資金を準備する

建築士がフリーランスになる際には、必要な機材が比較的、少ないので、それほど多額の資金は必要になりません。しかし、独立した後、案件を獲得して、その報酬を得るまでにはかなりの期間を要します。

その間は収入がない状況が続くので、生活費をしっかり蓄えておく必要があります。たとえば新築の住宅の設計を受注した場合、施主である顧客は一生に一度の買い物をするので、かなり悩みながら図面を練っていくことになります。

そのため場合によっては受注してから図面が完成し、報酬が支払われるまでに半年ほどかかる場合があります。最低限、開業に必要なのは、作図のソフトとノートパソコン、講習や登記にかかる手数料なのでそれほど多くありませんが、生活費と合わせて最低200万円程度、準備しておくのがいいでしょう。

3.建築士事務所を開業する

建築士がフリーランスになるためには設計事務所の登録が必要です。無登録のまま案件を受注して報酬を受取ってしまうと刑罰の対象となるので、注意してください。

設計事務所の登録をするためには管理建築士の資格が必要になります。その条件は3年以上、設計などの指定の実務経験を積んだ上で、講習を受ける必要があります。

また、5年ごとの更新手続きが必要なので、そちらもきちんと手続きを行うようにしましょう。

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フリーランスの建築士の年収は?


正社員の設計士の平均年収はおよそ550万円です。正確な統計は出ていませんが、一般的に一級建築士と二級建築士では平均年収が150万円程度、違うとの記載が多いので、平均年収は二級建築士が450~500万円、一級建築士は600~650万円程度になります。

フリーランスは自分の努力次第で1,000万円を超えるような高収入を目指すことはできますが、正社員の場合と比べて大幅に高い収入が得られるわけではありません。売上から税金や保険などさまざまなお金が引かれていくので、実際の手取りは会社員とさほど変わらないということも少なくありません。

現在の年収でも満足できるという方は無理にフリーランスになる必要はないかもしれません。

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建築士がフリーランスとして働くメリット

建築士がフリーランスになることで、年収面やプライベートの面で正社員では得られないメリットが多くあります。ここでは3つにまとめてご紹介します。

働き方を選べる

正社員は契約で決まった時間に通勤し、決まった時間、働く必要があります。繁忙期になると思うように有給が取れないこともあったりするので、時間にどうしても制約が生まれてしまいます。

逆に本当はもっと働きたいのに、あまり残業をすると嫌がられるということがあるのも正社員の悪い側面だと言えるでしょう。フリーランスの場合はプライベートを大事にして無理のない範囲で仕事をするか、高収入を目指してバリバリ働くかといったことが自分で自由に決められます。

このような自由度の高さはフリーランスのメリットだと言えます。

年収に上限がない

正社員の場合、給料は上がっても月に数百円程度ですが、フリーランスの場合は自分の努力したぶんだけ収入が増えていきます。正社員だといくら業務を早く終わらせてもそれほど給料は上がりませんが、フリーランスなら、たとえば作業のスピードを2倍にすることで同じ時間で働いた時の収入を2倍にすることができます。

また、単価の高い仕事を受けられれば、さらに高い収入が得られます。決まった額の収入ではなく、自分の成果に対して報酬が支払われるので、技術があり効率よく仕事ができる方であれば、正社員では稼ぐことのできないような高い収入を得られるのは間違いありません。

やりたい仕事だけをすることができる

やりたい仕事を選べるというのもフリーランスの良さの一つです。正社員の場合は会社が持ってきた仕事をただこなすだけということもあったかもしれませんが、フリーランスは受注から完成まですべて自分でできるので、自分に合った仕事や自分の興味のある仕事だけを選んですることも可能です。

最初は自分のやりたいことがなかなかできないかもしれませんが、経験や実績を積んでいくことで必ず自分の望む案件を受注することができるようになります。

いきなりフリーランスとして独立するのではなく、独立準備や働き方を改善したいという方であれば転職支援から独立準備までサポートしております。フリーランス支援を行う弊社だからこそ転職によっても働き方を大きく改善できます。

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建築士がフリーランスとして働くデメリット

フリーランスで働くことは、制限なく自由に働けるので、正社員よりもいいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんデメリットもあるので、必ずしも正社員よりもいいとは言えません。ここではデメリットについて3つ挙げてご紹介します。

安定して案件を受注できない可能性がある

フリーランスになると、自分で案件を取ってくる必要がありますが、一人で行っているのでなかなか安定して仕事をするのは簡単ではありません。正社員であれば、仕事は会社が準備してくれて、自分はその業務を終わらせるだけでよかったかもしれません。

しかし、フリーランスの場合、案件で忙しい時期は営業に力が入らなかったり、そもそも営業があまり得意ではなかったりすると、仕事の受注が滞る場合があります。実際に案件に取組むことも重要ですが、営業も同じくらい重要なポイントになってきますので、フリーランスになる際は案件の受注をしなければならないという点も意識しておきましょう。

営業する必要がある

フリーランスは営業もする必要があります。会社とは違い、営業の担当者などはいないので、報酬につなげるための案件は、すべて自分の力で受注しなければなりません。

案件に真摯に向合うことがもっとも大事な仕事になりますが、営業を怠ると収入が得られなくなってしまうので、営業にも同じくらい力を入れる必要があります。そのため営業をやりたくない、営業が得意ではないという方にはフリーランスは向かないかもしれません。

より技術力を求められる

一般的に案件の単価は法人に頼むほうが安いとされていますので、案件の受注は簡単ではありません。発注側もフリーランスと法人が同じくらいの仕事の質になるのであれば、より安い法人に頼むのは当然です。

そのためフリーランスには法人にはないような技術力で差をつける必要があります。正社員の場合はある程度の質があれば仕事に困ることはなかったかもしれませんが、フリーランスはそれ以上に技術力が求められるというのも注意しておきましょう。

フリーランスの建築士が成功する方法

Close-up of Human Hand
ここからはフリーランスになった後、自分が納得できるレベルで収入が得られる方法についてご紹介します。

人脈を増やす

人脈を増やすのは収入を上げるのにとても効果的な方法です。フリーランスの方が悩むのは、案件が上手くこなせないということではなく、そもそも案件が取れないということです。

案件がなければ当然、収入を得ることもできません。知合いからの仕事の紹介なら営業をする必要もなく、案件を獲得できますので、営業よりも負担が少なく案件を受注できます。

交流会などに積極的に参加して、人脈を増やしましょう。

経営を学ぶ

フリーランスになるということは、たんに案件をこなすだけでなく、今までは会社の誰かがやっていた経理の仕事などもする必要があります。売上や費用をきちんと把握して、安定した経営をすることもフリーランスの仕事の一つです。

いくら技術があっても、経営することができなければ成功することはできないので、しっかり経営スキルを身につけましょう。

営業力をつける

フリーランスの場合、営業ができるかどうかが売上、つまり自分の収入に直結します。ある程度きちんと案件をこなせることはフリーランスになるための前提条件ですが、一定のレベルまで経験やスキルがある方なら、営業力がどれくらいあるかで売上に差が出てきます。

フリーランスの収入は案件の単価と件数で決まってくるので、営業力をつけてこなせる案件の数を増やすことで、収入を増やせるようになります。

技術を高める

フリーランスの収入は、単価×件数で決まってきます。請負う案件を増やした後は、一つひとつの案件の単価を上げることが収入アップにつながります。

案件の単価を上げるためには技術力を向上させて案件の質を上げたり、より大きな規模の設計まで手がけられるようになる必要があります。そのため成功するには、建築士としてのスキルアップをしていく必要があります。

建築士以外の仕事もしてみる

フリーランスになったばかりの時はなかなか案件が受注できないこともあり、不安になると思います。案件が取れない時は、建築士としての仕事だけでなく、それ以外の仕事にもチャレンジしていくことで、案件の受注につながります。

たとえばwebのライターやインテリアのアドバイス、リフォームの相談など、建設に関連した仕事で、自分にできそうなことはなんでも挑戦しましょう。人脈が拡がったり、思わぬところから設計の仕事がやってくるかもしれません。

フリーランスの建築士が安定して案件を獲得する方法


ここでは案件を安定して受注するためにできることをご紹介します。

「ビーバーズフリーランス」を利用する

ビーバーズフリーランス」は建設業界に特化したフリーランスエージェントです。建設業界に特化しているので、他のフリーランスエージェントにはない案件が多数あります。

発注元の企業と条件面の交渉ができるので、安心して案件の受注ができます。受注した後も完成までしっかりフォローしてもらえるので、フリーランスになったばかりの方にもおすすめです。

なかなか営業で成果が出ない方はぜひフリーランスエージェントにご相談ください。

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クラウドワークスを利用する

クラウドワークスには大量の案件が眠っています。単価はあまり高くないかもしれませんが、幅広くさまざまな案件があるので、自分の知らなかった分野の仕事もできるのが良さの一つです。

正社員のまま副業として活用し、一人で案件を受注し、完成させることに慣れてからフリーランスになるというのもいいかもしれません。

SNSから受注する

クラウドワークスと同様に、ネット上での案件の受注は非常に効果的です。しっかりとSNSを運営すれば、何もしていなくても依頼が来る場合があります。

特に住宅のリフォームなどの相談はSNSの運営をしっかりできていれば、かなりの受注が見込めます。オンライン上で完結するので、時間もかからず負担が少ないので、安定して案件を受注できます。

まとめ

今回は正社員からフリーランスになるまでの流れや注意点などについてご紹介しました。フリーランスになると収入が増えると考えている方は多いかもしれませんが、実際には収入は増えず、労働時間が短くなると考えるほうが正しく、それほど劇的に生活が楽になるわけではなりません。

フリーランスになるには常に収入がなくなるかもしれないというリスクを背負う覚悟がなければいけません。もちろん正社員にも違った大変さやプレッシャーがあると思うので、一概にどちらがいいとは言えませんので、自分に合った働き方を選びましょう。

この記事の監修者
agent-nomura2
野村 涼キャリアコンサルタント
これまで建設業界を中心に、1000名以上の転職を支援。特に施工管理技士全般と電気主任技術者の領域を得意とする。

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